名前を書かれた人間は死ぬ、という死神のノート“デスノート”を使って犯罪者を粛清し、理想の社会を作り上げようとする夜神月(ヤガミ・ライト)と世界的名探偵・Lによる頭脳戦を描き、10年以上を経た現在も世代を超えて読み継がれ、累計発行部数3000万部を誇る伝説のコミック「デスノート」。
'06年に公開された実写映画「DEATH NOTE」「DEATH NOTE the Last name」は前・後編の二部作公開となり、当時史上初となる連続公開で二部作の興行収入は80億円を超えるメガヒットを記録して社会現象となり、今や前・後編の二部作公開は映画界で主流となっている。
また、海外からの注目も非常に高く、スピンオフ作「L change the WorLd」('08年)を合わせると35の国際映画祭に招かれ、60以上の国と地域で公開。シリーズ三作の日本国内興行収入は112億円に達し、今もなおさんぜんと輝く記録を打ち立てた。
他にもアニメ、小説、舞台とメディアミックスを展開。'15年には連続ドラマ化され、同時に127カ国での放映&配信により、日本国内のみならず、世界中で新たなファン層を獲得。まさに、全世界からの注目の高さを証明したモンスター・シリーズだ。
そして、伝説となった映画「デスノート」誕生から10年目となる'16年、“正統な続編”として完全新作映画「デスノート Light up the NEW world」が10月29日(土)より全国公開。
このたび、前作と今回の最新作の10年間の真相に迫るHuluオリジナルドラマが全3話で配信されることが決定した。それは本作で三つどもえの頭脳線を繰り広げる、主要キャスト3人それぞれが主人公として描かれる3部作「デスノート NEW GENERATION」だ。
東出昌大演じる捜査官・三島が独自の視点による捜査でデスノート対策本部のエースに抜てきされるまでの活躍を描いた『新生』。
池松壮亮演じるLの後継者で、世界的名探偵・竜崎がデスノート捜査に参加するに至る事件と、Lへの思いと約束を描いた『遺志』。
菅田将暉演じるキラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑(しえん)の過去のトラウマとデスノートに関わる契機を描いた『狂信』。
このオリジナルドラマを、佐藤信介監督をはじめ、脚本・真野勝成、音楽・やまだ豊などの映画スタッフが再集結して制作された。香港での海外ロケなど映画本編同様のハイクオリティーな映像美で、映画に至るまでの各キャラクターの“真相”が濃厚なドラマとして描き出される。
主要キャストだけでなく、デスノート対策本部のメンバーは全員出演し、さらに史上最悪のデスノート所有者・青井さくら役の川栄李奈も存在感たっぷりに竜崎とやり合う。
さらに、ドラマだけの豪華スペシャルキャストも登場。超進化を遂げたフルCGで描かれる死神リューク・中村獅童ももちろん出演する。「デスノート」シリーズならではの難解過ぎる謎解きに加え、事件解決の刑事捜査ストーリー、サイコサスペンス的展開など、オリジナルドラマとしての新たな面白さも盛り込まれている。
最新作映画の“謎”につながるヒントが隠されている本ドラマには、公開を待ちきれない「デスノートファン」はもちろん、デスノート初心者でも楽しめる内容となっているので、まずはだまされたと思って確認してみよう。
また、Huluでは8月10日(水)より、映画の公開を記念し「デスノート」の映像作品をまとめて特集した「デスノート」チャンネルを開設、「デスノート」の世界を盛り上げていく。詳しくはホームページまで。
【<三島篇 新生>ストーリー】
夜神総一郎が立ち上げた「キラ対策室」は警視庁の窓際部署に追いやられていた。しかし「デスノートヲタク」と呼ばれる三島(東出)は再度デスノート事件が起きた時に備えて、日々研究捜査を続けていた。
そんな時、元犯罪者が心臓麻痺で死亡する事件が起きる。三島は独自の捜査と推理によって、捜査一課も気付かなかったある真実にたどり着く…。10年の時を経てデスノート事件が勃発する際に、三島がエース捜査官として立ち向かうきっかけを描き出す本格警察ストーリー。
【<竜崎篇 遺志>ストーリー】
世界的名探偵・竜崎(池松)は香港で、FBIもお手上げの難事件を超絶推理と行動力により解決していた。そんな時、日本にいるJから、興味深い密室殺人事件の情報が入る。日本でのデスノート事件への協力要請を再三無視していた竜崎だが、渋々日本に向かう。
密室事件を捜査するうちに、青井さくらの存在にたどり着いた竜崎は、ついにデスノート事件への参加を決意する。なぜデスノート事件への参加を決めたのか?Lとの約束の謎に迫る、本格推理サスペンスストーリー。
【<紫苑篇 狂信>ストーリー】
一家惨殺事件の唯一の生き残り紫苑(菅田)。恐ろしいトラウマに悩まされる紫苑を解放してくれたのは、10年前のキラだった。キラを信奉する紫苑はサイバーテロリストとなり、キラの正義を継いで紛争地域へのサイバーテロを続けていた。そんな紫苑の前に「デスノート」がもたらされる。
キラを信奉する紫苑は歓喜し、デスノートによる粛清を決意する。紫苑が自らのトラウマと向き合うかのように、犯罪者にデスノートを初めて使用する「その時」を描き出す。どんなに反省していようともその「罪」は消えないのか? デスノートのテーマの本質に迫る、重厚な「罪と罰」を描き出すストーリー。
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