「仰げば尊し」後半の展開は?気になる5つのポイント

2016/08/16 23:03 配信

ドラマ

ドラマ「仰げば尊し」が、いよいよ後半に突入。気になる展開についてプロデューサーを直撃取材!(c)TBS

神奈川県立高校の吹奏楽部に起こった実話を基に、事故で生きがいを失った元プロの音楽家・樋熊(寺尾聰)と、夢を見失っていた問題児たちの戦いと成長の日々を描く「仰げば尊し」。ストーリーも後半に差し掛かる中、今後の気になる5つのポイントについて、大西孝幸プロデューサーに語ってもらった。

・内臓に痛み…樋熊の体の状態は?

健康診断では再検査の通知が届き、合宿で胃痛を起こし、明らかに体に異変が起きている樋熊。第1話では、樋熊ではなく奈津紀(多部未華子)が指揮をしていたり、渚(石井杏奈)のナレーションが過去形なのも気掛かり。大西Pは「奈津紀に対して『大丈夫』と言っていますが、樋熊が大きな不安を抱えていることは事実です」。

・吹奏楽部に入った元問題児5人の卒業は?

いつも行動を共にしてきた青島(村上虹郎)、木藤良(真剣佑)、安保(北村匠海)、高杢(太賀)、桑田(佐野岳)の5人組。このまま、樋熊の目標でもある卒業を迎えられるのか?大西Pは「いや、5人の中の誰かが一波乱起こします。その行動は将来を考えたゆえに起こすことなので、他の4人も悩んでしまいます」。

・全員の目標である全国大会の出場は?

「教頭の鮫島(升毅)が目の敵にしている青島らが入部したことで、鮫島は吹奏楽部を敵視するようになります。大会へ出られるかの鍵は、問題が起きたときに鮫島を説得できるかどうかです」と大西P。さらに、目標としている全国大会出場については「技術的なものがまだまだですので、そこも大きな問題になります」。

・教育困難校である美崎高校の存続は?

校内に問題も多く、教育委員会から廃校を言い渡されていた校長の小田桐(石坂浩二)。樋熊を招き、問題児たちを吹奏楽部に入れたことで、校内の事件は確実に減っている。「小田桐が樋熊を入れたことで好転しました。なので、美崎高校が廃校に追い込まれるということは“今のところは”ないですね」(大西P)

・一緒の時間が増えた吹奏楽部内にLOVEは?

幼なじみでもある吹奏楽部員の青島、木藤良、渚。バンドを挫折した2人を渚が心配する姿も。大西Pは「青島と木藤良には渚への恋愛感情はないとは思いますが、渚は分からないですよね。それより、高杢は奈津紀が気になっていますし、安保に憧れてる後輩もいますので、そちらに動きがあるかも」。

ドラマ「仰げば尊し」は、毎週日曜の夜9時からTBS系でオンエア中。8月21日(日)には第5話が放送される。