2015年1月31日に公開し、全国80館でスタートしたにもかかわらず、最終興行収入2.5億円、最終動員数20万1000人を記録するヒット作となった安倍夜郎原作の映画「深夜食堂」が、11月5日(土)に「続・深夜食堂」として再びスクリーンに戻ってくる。このたび、食欲の秋にぴったりな本作の予告編と、ポスタービジュアルが解禁された。
新宿ゴールデン街を思わせる繁華街の路地裏に、ひっそりと佇む「めしや」。夜も更けた深夜に店が開くことから、人呼んで「深夜食堂」という。そこにはさまざまな人生を過ごしてきた個性豊かな客たちが、まるで引き寄せられるかのように夜な夜な集まり、客たちの悲喜こもごもな人生が交錯する。
主演は、前作そしてドラマシリーズと同じく小林薫。「食べたいものがあったら、何でも言ってよ」というおなじみのせりふに、客と程よい距離感を取りながら、頼れるマスター像を確かな演技力で体現する。
また、シリーズに欠かせない常連客として不破万作、綾田俊樹、光石研、松重豊、オダギリジョーらドラマシリーズからのおなじみの面々が顔をそろえる。
さらに前作でゲスト出演した多部未華子、余貴美子が役柄そのままで常連客に加わっている他、佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志と実力派キャストがゲストとして多数出演。
映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で日本アカデミー賞を受賞し、ドラマシリーズ第1弾から世界観を作り上げてきた松岡錠司が、3篇の物語を巧妙につなぎ、より深く心に染み入る1本の作品へと完成させた。
今回公開された予告編で、豪華俳優陣に負けじと存在感を放っているのが、おなかを満たすご飯の数々。本作では「焼き肉定食」「焼うどん」「豚汁定食」といった料理をお題に、「深夜食堂」らしい滋味あふれる物語が紡ぎ出されるが、その他にも四季折々に合わせたおいしそうご飯々も登場する。
客たちがおいしそうに食べる姿には思わずおなかが鳴ってしまいそうなほど、食欲の秋にはぴったりの予告編にもなっている。
また、佐藤の「自分の力には限りがある。だから人に頼る。それでいいんじゃないかな」、多部未華子の「あたしがマスターによくしてもらったように、いつか誰かが困っていたとき、同じことしてあげられたらなって」というせりふにもあるように、「めしや」を舞台に繰り広げられる人間模様も見どころ。小腹だけでなく心もじんわりと満たしていく。
一方、ポスターでは優しく佇むマスターの後ろに、本物の街と見間違うほどのクオリティーで作られた深夜食堂のセットが広がり、また、その下にはさまざまな表情をしたゲストや常連客の姿が…。
前作よりさらに深みを増した「深夜食堂」の世界観を垣間見ることができる予告編、ポスター共に8月27日(土)より劇場にて放映、掲出される。
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