比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が三姉妹に

2016/08/25 19:27 配信

映画

映画「カノン」で三姉妹を演じる佐々木希、比嘉愛未、ミムラ(写真左から)(C)2016「カノン」製作委員会

比嘉愛未ミムラ佐々木希が三姉妹を演じる映画「カノン」が10月1日(土)から全国公開される。

富山、金沢、東京を舞台に、幼少期に母親・美津子(鈴木保奈美)から受けた虐待の影響でコンプレックスを抱えて生きてきた藍(比嘉)、紫(ミムラ)、茜(佐々木)の三姉妹が、祖母・辰子(多岐川裕美)の死をきっかけに母親と再会する。

別れて生きてきた19年間、母親に何があったのかを探す旅の中で成長していく、家族再生の物語。

公開を約1カ月後に控え、三姉妹を演じた比嘉、ミムラ、佐々木からコメントが届いた。また、チバテレ公式サイトでは、比嘉がインタビューに応じ、作品に対する思いや三姉妹を演じた二人、母親を演じた鈴木とのエピソードなどを話している。

比嘉愛未(次女・藍役)】

この作品は母と子が生き別れ、お互いが誤解していた部分もたくさんあり、つらい描写もたくさん出てきます。でも、結局は「家族だから」許し合えた。苦しみは多いけど、最後は希望に向かっていく物語です。どのような方でもご自身に投影して見ていただけると思います。

ミムラ(長女・紫役)】

映画的なストーリーを根底に据えつつも現実に踏み込んだ、甘いだけではない作品です。しかし、ラストのシーンではパッヘルベルのカノンの音楽のように、穏やかな心地と明るい希望に浸っていただけると思います。ぜひ、さまざまな年代の方にご覧いただければと思います。

佐々木希(三女・茜役)】

鈴木保奈美さんの母親の苦しみや葛藤を抱えたお芝居は圧巻です。三姉妹と母親のそれぞれがとても重い問題を抱えていて、過去が徐々に明らかになっていく驚きの展開に胸が苦しくなるけれど、どんな形であっても親子・家族のつながりは大切で、すてきなものだと感じていただけると思います。