内村光良、“アイドル”清野菜名は「もう、かわいいです」

2016/08/31 12:02 配信

映画

「金メダル男」で清野菜名が歌い踊るスペシャルPVが初公開!(C)「金メダル男」製作委員会

内村光良が初の原作・脚本・監督・主演を務め、10月22日(土)に公開される映画「金メダル男」から、清野菜名演じる秋田泉一憧れのアイドル・北条頼子による劇中歌「私のサンクチュアリ」スペシャルPVが初公開された。

映像には楽曲誕生の打ち合わせの様子から、ダンスレッスン、レコーディングの様子までを収めたメーキングも映し出される。

北条頼子とは、数多くの部活動で悉く1等賞を取り逃し、人生初の挫折に悩む泉一が中学生時代に偶然つけたテレビ番組「ザ・トップテン」で第10位にランクインしていた新人アイドル。彼女の歌う「私のサンクチュアリ」の歌詞に感化された泉一はすぐさま立ち上がり、自ら学校の中庭に部室を立て「表現部」を設立し、再起を図ることに。

泉一の人生に思わぬ転機を与えた楽曲「私のサンクチュアリ」は、内村監督自らが作詞・作曲を手掛け、清野への振り付け指導にも積極的に参加。

これまで「TOKYO TRIBE」('14年)や「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」などの話題の映画や連続ドラマに多数出演し、さまざまな役柄で存在感を示してきた清野は、本作でも完璧に“昭和のアイドル”を熱演している。汗だくになりながら何度も練習を重ね、内村監督の期待に見事に応えた。

解禁された映像の冒頭では、クランクインのおよそ2カ月以上前となる'15年7月22日、内村監督51歳の誕生日に行われたマセキ芸能社・会議室での打ち合わせにて、「私のサンクチュアリ」のメロディーを「キーボードがマセキになかった」という残念な理由から鍵盤ハーモニカで披露。

「前半が正統派、後半が山口百恵風」というこだわりのイメージを語る内村の姿が映し出される。また、スタジオでのダンスレッスンやレコーディングの際には、真剣な表情で挑みながらも常に笑顔を見せる内村と清野の姿があり、監督・キャスト・スタッフのチームワークの良さが垣間見える。

収録後に握手とハイタッチを交わした内村監督と清野。清野に対して「いや~頑張りました」と、ねぎらいの言葉をかけた内村監督は「(清野は)かわいい。もう、かわいいです。フルコーラスで使おうかなと思っているぐらい。上映時間が2時間半超えるね(笑)」と清野のアイドルぶりを大絶賛した。

仕上がった曲「私のサンクチュアリ」についても「いい歌です!!」と自信の表情を浮かべており、一方の清野も「最初がすごく緊張しちゃったんですけど、皆さんが本当に優しいし、私を乗せてくれたので、どんどん楽しくなりました。家にいるときも口ずさんじゃうぐらいいい曲だな~って思いました!」と、内村監督の楽曲への強い思い入れを笑顔で語った。

内村監督が全身全霊の思いを込めて作った楽曲と清野の新たな魅力が詰まった歌唱シーンは劇中でも見逃すことはできないはず。

監督・キャスト・スタッフ全員が情熱を持って作り出した映画「金メダル男」、やっぱり公開まで待ち切れない。