広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈、中川大志という4名の若手俳優が集結した映画「四月は君の嘘」。キャストによるリレー連載第5回は、4名全員がそろった対談の前編。先日、4人がロケ地であり“青春偏差値日本一”のキャッチコピーを持つ神奈川県立鎌倉高校にサプライズ凱旋し、盛り上がった“青春妄想”トークをお届けします!!
中川「すずちゃんは鎌倉高校に転校したら、朝、しらすを釣って、お昼ご飯にするんだよね?」
広瀬「そうだよ!」
中川「でもさ、しらすって釣るの? 網じゃないの? ちょっと思ったんだけど」
広瀬「誰かが釣るって言ってたよ」
山崎「しらすって…網でしょ、網」
中川「しらすは船に乗ってさ…」
石井「だから、獲りに行くの(笑)」
広瀬「そ、しらすは獲りに行くんだよ。…何?(中川をにらむ)」
中川「すいません(笑)」
山崎「そこにこだわるなよ」
中川「まあ、そこは。まあまあまあ」
広瀬&石井「(笑)」
山崎「大志はスケボーで登校するんでしょ?」
中川「そう…ッスね」
山崎「オレ、波! 波に乗って登校する」
石井「何…、それ(笑)。どこに住んでるの?」
広瀬「海の上でしょ?」
山崎「島なら江ノ島。あるいは、海の中?」
広瀬「人魚なんです!」
山崎「そ、オレ、人魚なんです。竜宮城に住んでいます…、って設定だからね。鎌倉高校に通っているって設定だから、全部妄想だよ」
中川「鎌倉高校に通っていたとしたら…」
山崎「東京から通っているというのもナシだから、やっぱり波乗りだよ」
広瀬「杏奈ちゃんは、秘密の恋!」
石井「そう、禁断なの(笑)。校内ではバレちゃいけない」
山崎「切ないね」
中川「誰も来ない屋上に2人で行きたいんだけど、行けないからハイライダー(高所作業車)を用意して」
石井「そう。ウィーンってね(笑)」
中川「ハイライダー……、バレるよ!」
石井「アハハ」
山崎「ハイライダーを用意した時点でバレる」
中川「杏奈ちゃん、自分で運転するんでしょ」
石井「自分で運転していくの?」
山崎「どうやって上がるんだよ」
石井「まあ、設定だから。妄想だからいいの」
石井「青春偏差値が高いのは、やっぱり賢人くんだよね」
山崎「仕事での青春偏差値は高いよ(笑)。何回も高校生を演じているから」
石井「仕事以外でも青春偏差値が高そうな気がする」
山崎「いやいやいや(笑)」
中川「青春偏差値は、ね。もう一度言うけど…、青春偏差値は高いよ」
山崎「普通の偏差値は?」
石井(笑)
中川「普通の偏差値? …それはちょっと(笑)」
広瀬「笑ってる」
山崎「みんな同じくらいかな?」
中川「同じぐらいでしょ」
広瀬「みんながいれば、恐くない! みんな一緒なら、恐くない」
中川「勇気が湧いてくる、この4人がそろえば」
広瀬&石井 (笑)
中川「自分はまだ頑張れるって思うもん(笑)」
山崎「青春偏差値ってすごい言葉だよね。もし通うなら、眩しい陽射しを背にして歩きたいな」
中川「それって、別に鎌倉高校じゃなくてもできると思うよ」
山崎「あ、“スラムダンク”の世界に入っちゃった、ゴメン(笑)」
広瀬「でも、あの帰り道はいいよね」
中川「うん。帰り道に海が見えるんだよ。良くない?」
広瀬「毎日歩き回って、帰りたい!」
中川「でも、毎日歩いて、あの風景に感動しなくなっちゃうと思ったら寂しいよね」
山崎「慣れって怖いよ」
中川「慣れちゃって、その感動が薄れるのはなあ」
山崎「だから毎日、その感動を感じて、感謝して、生きていきたい」
石井(笑)
中川「うーん、いいことを言った(笑)」
山崎「もしかしたら、鎌倉高校にいる子たちは、東京の学校に通っていたらという妄想をしているかもしれないし、それぞれにそれぞれの良さがあって」
中川「ない物ねだり、ね」
山崎「それを実感していくことが…、まあ、日本の平和につながるというか…」
広瀬&石井&中川「………」
山崎「何?」
広瀬「情熱大陸を見てるみたい(笑)」
広瀬&山崎「(情熱大陸のテーマを口ずさむ)」
中川「それ、面白いけど原稿にできないから。野球部が打ったボールがそのまま海に飛んでいっちゃうのってありそうだよね」
広瀬「江ノ島にあった! とかね」
石井「そこまで?(笑)」
山崎「打ったボールが音楽室に入ってくる感じで?」
広瀬「妄想だから」
石井「そうだ、妄想だった」
広瀬「学校帰りに江ノ島までの橋(江ノ島大橋)は歩きたい!」
石井「うんうん」
広瀬「それこそ好きな人とだったら、何かいいなあと思う」
山崎「好きな人がいること、かあ」
石井「番宣してる!(笑)」
中川「宣伝するなよ」
広瀬「バレちゃった(笑)」
山崎「あ、すいません(笑)」
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