M!LK・佐野勇斗、初連ドラ出演に「夢のようです!」

2016/09/02 06:04 配信

ドラマ

菅野美穂の息子役に抜擢された佐野勇斗

5人組ダンスボーカルユニット・M!LKのメンバー、佐野勇斗が10月スタートの新ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)に出演する。菅野美穂が演じる主人公・亜紀の長男・和樹役で、佐野は今回が連ドラ初出演となる。

佐野は98年3月23日生まれ、愛知県出身の18歳。ジュノン・スーパーボーイコンテストをきっかけに芸能界入りし、恵比寿学園男子部「EBIDAN39」内のユニット・M!LKのメンバーとして活躍している。M!LKとして4枚のシングルを発表しているほか、俳優活動にも挑戦。新垣結衣主演の映画「くちびるに歌を」(’15年)で俳優デビューを飾ったのち、ことし6月には劇作家・演出家の伊藤靖朗氏率いる舞台芸術集団・地下空港の「ポセイドンの牙」で初舞台を踏むなど、活躍の場を広げている。

「砂の塔-」は「アリスの棘」(TBS系)などの池田奈津子氏による完全オリジナル作品で、サスペンスタッチの社会派ドラマ。タワーマンションに引っ越してきた平凡な主婦・亜紀(菅野)ら一家の日常を、マンションのヒエラルキーと、謎の隣人・弓子(松嶋菜々子)ら裏の顔を持つ住人たちが脅かす――というストーリー。佐野が演じる和樹は亜紀の長男で高校一年生。母親の手伝いをよくし、年の離れた妹を可愛がるなど心優しく物静かな反面、周囲と打ち解けづらい一面も持つ。

連ドラ初出演での抜擢に「正直嬉しさよりも先に不安でいっぱいでした。いつもテレビで見ているみなさんと、一つの作品を作り上げられるなんて、夢のようです。菅野さん・松嶋さん・岩田さんと実際お会いした心の中の第一声は、『ほ、本物だぁ…』でした(笑)」と初々しくコメントした佐野。演じる役柄について「すごく優しい男の子という印象を受けたのですが、ストーリーを読み進めていくうちに、だんだんと和樹の闇の部分が明らかになっていきます」と明かし、「和樹の明るい部分と闇の部分を細かく、繊細に演じていきたいと思います」と意気込む。

「頂いた台本を読めば読むほど、『砂の塔』の世界観にのまれていって、次々と頭の中で映像が出来上がっていくようなそんな感覚でした。日本中の方に、この作品の面白さが伝わるよう、精一杯、自分のできることを全力で行っていきたいと思います!!」と、つかんだ大きなチャンスに気合も十分。秘密と虚飾、嘘と建前にまみれたマンションヒエラルキーの中で表情を変えていく――。難しい役どころに挑む、フレッシュな佐野の演技に注目したい。

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