9月19日(月・祝)に最終話を迎える桐谷美玲主演の“月9”ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)に、主題歌「好きな人がいること」を担当する歌手で女優のJY(知英)がカメオ出演することが分かった。
iTunesなど、配信チャートで驚異の“12冠”を達成し、8月末に満を持してCD発売された「好きな人がいること」は、Billboard JAPAN HOT 100で3位を記録。蜷川実花が手掛けたミュージックビデオが1323万再生(9月16日現在)という驚異的な数字をたたき出していることも話題を集めている。
ドラマや映画では女優としても活躍してきたJY(知英)。映画「暗殺教室」シリーズで、イリーナ・イエラビッチというセクシーな金髪美女の殺し屋役で強い印象を残したかと思えば、映画「片思いスパイラル」ではイケメン性同一性障害役を好演。
さらに、この秋にはブロードウェイミュージカル「スウィート・チャリティ」でキュートなダンサー役での主演を控えるなど、多彩な顔を持ち合わせている。実は、女優の知英がJYだということに気付いていなかった人も多く、今回、JY=知英だと知った視聴者から大きな反響も呼んでいる。
そんな人気と実力を兼ね備えたJYが、今回「好きな人がいること」最終話で演じるのは、吉岡純という名の22歳の女性。「好きじゃなくなった」という夏向(山崎賢人)の言葉にショックを受けていた美咲(桐谷)だが、ダイニングアウトの成功でその腕を認められ、パティシエとしての自負も取り戻し、そのままずっと「Sea Sons」で働くつもりでいた。
そんな美咲の前に、夏向が新しくパティシエを雇うことにしたと言って、JY演じる女性パティシエ・吉岡純が面接にやってくる。
「Sea Sons」で住み込みで働き、ようやく柴崎家の一員となったひと夏の終わり、なぜか急変してしまった夏向との関係性…。そんな中、新パティシエ・吉岡純は美咲に大きく揺さぶりをかける存在となる。
ちなみに、吉岡純という名前はJYのイニシャル(Jun Yoshioka)から命名されたということで、本人もお気に入りの名前だという。
いよいよ最終話を迎える本作。恋も仕事もパワフルに駆け抜けたヒロイン・美咲の、甘くて切ないひと夏の物語もいよいよ終焉(しゅうえん)を迎えるが、最後に待つのは美しく咲いた美咲の笑顔なのか? それとも…?
出演が決まった感想について、JYは「いち視聴者としてドラマのファンだったので本当にうれしかったです。実はひそかに出られたらいいな!とずっと思っていたので。台本の出演者のところに“JY”と書いてあるのを見て何だか不思議な感覚だったのですが、撮影しているときも不思議な感覚でした!」と振り返る。
撮影現場の様子を「美玲さんはじめ、皆さんとても優しくて緊張を解いていただきました。メークをしているときも、後ろで山崎さんと野村(周平)さんがJYの歌を歌ってくださり(笑) 。本当に皆さん仲がいいんだなと思いました。もっと皆さんと一緒にいたかったです」と語るなど、楽しめたようだ。
最後に視聴者へ向けて「自分の楽曲が月9の主題歌というだけでも感激でしたが、なんとドラマ部分にも出演することになりました。夢のようです! ドラマはもちろんのこと、女優としての知英も、歌手としてのJYも皆さんに堪能していただければ幸いです」とメッセージを送った。
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