'17年に実写映画化される福士蒼汰主演×本広克行監督の「曇天に笑う」に、最強の忍者集団・風魔一族の“3人衆”迅影(はやかげ)、霧生(きりゅう)、雷牙(らいが)役で、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太が出演することが分かった。
本作の舞台は明治初頭の大津。300年に一度よみがえり、人に災いをもたらすという巨大な力を持つのが大蛇(オロチ)だ。
その力を手に入れて、明治政府を転覆させ、世の中を支配しようと大津の町に暗躍する最強の忍者集団・風魔一族。このたび、風魔一族の3人衆・迅影、霧生、雷牙役を、池田、若葉、奥野が担うことが発表された。
風魔一族は、一族の従者としての結束力が強く、一族が復活を遂げ、世の中を支配するという使命に、命をささげる。忍として並外れた身体能力を持ち、くないを自由自在に操る。
本作では、江戸時代から明治時代に入り、大きく時代が変わろうとするとき、悲運に翻弄(ほんろう)される一族のドラマと圧巻のアクションが展開される。
演技力、身体能力共に要するこの役どころだが、両方を兼ね揃えたこの3人が、オーディションにより抜てきされた。それぞれ迅影役を池田、霧生役を若葉、雷牙役を奥野が務める。
キャラクターの魅力満載で、派手なアクションも満載、そして笑いや感動も満載の空前絶後のエンターテインメント大作を目指す。本作は'17年に全国ロードショー予定。
演じる役どころについて、3人は「僕が演じさせていただいた迅影は、原作に登場するキャラクターではなく、映画オリジナルの役だったので、クランクイン前に他のキャラクターとのバランスや、立ち居振る舞いと言う部分で、役を形成する段階で少し苦労はありました。実際にインしてからは、あまり悩まずスムーズに演じさせていただけたと感じています」(池田)
「難しい点はやはりアクションです」(若葉)、「風魔の中忍の1人なのですが、おのおの動きに個々人の特徴を持たせることが難しかったと思います。同じトレーニングを積めば積むほど動きが似てしまいますから。忍びながら個性を目立たせようと意気込みました」(奥野)と、それぞれ語った。
撮影を終えた手応えについては「まだまだ想像しきれない部分がたくさんあって、完成形がつかめない壮大な作品です。僕らも皆様と同じ気持ちで今か今かと楽しみにしています。しかし確実に想像を超えてくる、と言う手応えはしっかりと感じています」(池田)
「完成を見ないと分かりませんが、夏を『曇天に笑う』にささげました」(若葉)、「まだ出来上がりを見てないので分かりませんが、スタッフの皆さん、役者の皆さんの絶対的熱量にあふれた現場でしたので、その熱気が画面を通して伝わっていることを願ってます」(奥野)と明かした。
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