フジテレビ系では、10月11日(火)から吉田羊が主演を務める医療ミステリー「レディ・ダ・ヴィンチの診断」(毎週火曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:09)がスタート。
手術をしない医師・橘志帆(吉田)ら“解析診断部”の7人の女性医師たちが原因不明の病の謎に迫り、患者の病だけでなく心までも癒やしていく姿を描いていく。
今回は、そんな「レディ・ダ・ヴィンチの診断」で、“解析診断部”の研修医・田丸綾香を演じる吉岡里帆にインタビュー。役作りや撮影の様子について話を聞いた。
――出演が決定したときはどんな心境でしたか?
医療ドラマということを聞いて、背筋が伸びる気持ちでした。本当に私にできるのだろうかという緊張感もありましたが、私は小さな頃はよく病院に行く子で、いつかあのときに見た景色が仕事に生かせたらいいなと思っていたので、うれしかったです。
――抱いていたイメージと実際に撮影した感覚に違いはありましたか?
7人の女医が登場するんですけど、女性同士で現場も緊張感があるだろうなと思って行ってみたら、びっくりするくらい温かい現場でした。皆さんすごく強くてキレのある方たちというイメージだったんですけど、そういう一面も併せ持ちながら、チャーミングで冗談が大好きというギャップを目の当たりにして、現場が楽しいなって思っています。
ドラマとしては、やっぱり医療ドラマってすごく難しいなというイメージはあまり変わらないですね。台本に出てくる言葉が知らない言葉ばかりで、必ずそれを勉強してからじゃないと現場に入れないし、医療用語だけでなく、その病名と私たちが行う診断の関係性をちゃんと理解しなければいけないので、何度も勉強してから現場に行くという初めての経験をしています。
――その勉強のために工夫していることや勉強のコツはありますか?
最年少の研修医で志帆の奔放さに振り回される役なので、できるだけ規則とか決められていることは忠実に覚えるようにしています。自分なりに覚えるのではなく、必ず教科書通りに、堅物みたいに覚える癖をつけています。
――志帆に振り回される役ということですが、現場で吉田羊さんと話し合ったりはしているんですか?
私は、綾香はもっと堅物で、もっと出来のいい人だと思っていました。でも、現場の様子と役がリンクして、私が羊さんにたくさん“いじって”もらうことで、綾香のキャラクターに人間らしさが出てきました。完璧そうに見えて、抜けているところだらけみたいな(笑)。だから、羊さんに私はすごく懐いていて、羊さんがいなくなったら『羊さーん?』と現場で探し回っています(笑)。
――以前吉田羊さんに取材した際、現場では女子トークが飛び交っていると伺ったんですが、現場で印象に残っているエピソードなどはありますか?
一番女子トークだなと思ったのは、「お肌にいいこと何してる?」って話です(笑)。必ず美容の話はしますし、助監督さんが「はい。そろそろ女子トークは終わりにして」って言うくらい、現場は女子トークで盛り上がっていますね(笑)。
――勉強することは多いと思うんですが、そんな中でリフレッシュのためにしていることはありますか?
ストレッチとジョギングです。ずっと席に座って喋ったりしていると体が固まっちゃうので、できるだけ体をほぐしてあげるようにしています。
――となると、「―レディ・ダ・ヴィンチの診断」が始まるこの秋は“スポーツの秋”になるんでしょうか? やってみたいことはありますか?
ずっと言っているんですが、ダンスをやってみたいです。ジャズダンスか日本舞踊に挑戦したいと思っています。舞台が好きなんですが、見ているとダンス経験者かそうでないかが体の動きですぐ分かるんです。舞台の上で伸び伸びと動ける人はダンスをされている方が多いので、そういう意味でダンスは必要なものなんだろうなと思っています。
――では最後に、「レディ・ダ・ヴィンチの診断」を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
今までの医療ドラマとは一味違う“解析診断部”という部署が、知識と患者さんへの思いやりを持って奮闘する物語です。また新しい医療ドラマが誕生する瞬間だと思いますので、ぜひご覧ください!
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