「相棒season15」初回SPに“警察嫌い”の彼が再登場!

2016/10/11 06:00 配信

ドラマ

「相棒season15」に、浅利陽介が再び出演することが決まった(C)テレビ朝日

10月12日(水)夜8時から初回2時間SPでスタートする、水谷豊主演ドラマ「相棒season15」(テレビ朝日系)。

その第1話『守護神』に、「相棒season14」で捜査協力をかたくなに拒む警察嫌いの男を演じ、好評を博した浅利陽介が同じ役柄で再登場することが分かった。

なぜか嫌いだったはずの警察官となり、警視庁の一員となった冠城亘(反町隆史)の“同期”としてサイバーセキュリティー対策本部の捜査官に着任。果たしてその真意とはいかなるものなのか。

浅利演じる青木年男は前シリーズ「相棒season14」の第15話『警察嫌い』に殺人事件の目撃者として登場。犯行の一部始終に加え、犯人の顔もばっちり目撃しながら「日本国民に通報、捜査協力の義務はない」と言い放ち、警察への捜査協力を一切拒否した男だ。

青木は、警察にうらみはないと言うものの嫌悪感を抱いているのは明らか。しかし、その詳細は父親が警察官だったということ以外、語られることはなかった。

そんな青木が「相棒season15」初回2時間SPでは、嫌いだったはずの警察官となって再登場。警察学校で同期となった冠城亘を“数少ない友だち”と呼び、さまざまな場面で関わりを持ってくる。

『警察嫌い』では、捜査一課が、青木の持っている証拠のビデオ映像を押収するために別件で発行しようとした捜査令状を、亘が法務省の人脈を使って阻止していた。後に、この暴挙が捜査妨害とみなされ、これが原因になり、亘は法務省をクビになった。

逆に青木にしてみれば、右京(水谷)や亘は嫌いな警察官というだけでなく、結果的に事件解決に協力させられた、言ってみれば自分をわなにかけた相手。警察官となった今シーズンでは笑顔で2人に懐いてくる青木だが、その裏でどんな感情を抱いているのか、真意は謎に包まれている。

演じる浅利は「青木年男役を結構気に入っていたので、また同じ役で出演できることはとてもうれしかったです。また、この役で水谷さん、反町さんのお2人と芝居できるのが楽しみで仕方ありません。相棒のお2人にとって、嫌な青木として対峙(たいじ)できるのが楽しみ」と再登場の感想を語った。

見どころを「青木の陰湿な部分をひた隠しにしながら明るく振る舞っているところがアピールポイントです。青木の暗さを楽しんでいただきたいです」と、意味深にアピールした。

なお、右京と亘が青木が出会うきっかけになった『警察嫌い』は、10月12日昼3時55分からテレビ朝日(関東ローカル)にて再放送されることが決定。

うっかり内容を忘れていた人も、これを見ておけば「相棒season15」がますます楽しめるはずなので、初回SPへ向けてしっかり復習をしておこう。

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