「直虎」 柴咲&春馬がいいなずけの絆を語る!

2016/10/07 17:37 配信

ドラマ

取材会に登場した(左から)高橋一生、柴咲コウ、三浦春馬、前田吟

柴咲コウ主演の'17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合)のロケ取材会が、静岡・浜松で行われ、井伊直虎役の柴咲に加え、井伊直親役の三浦春馬、小野政次役の高橋一生、井伊直平役の前田吟が登場した。

「おんな城主 直虎」は、戦国時代、当主が戦や謀略で次々に命を落とす中、女性ながらに城主となって井伊家を守り抜いた井伊直虎(柴咲)の生涯を描く。

ロケが行われた浜松は、井伊家の領地・井伊谷があった地。取材会は、地元の人々が撮影のために刈り入れを遅らせた棚田をバックに行われた。

柴咲は、「静岡は小学生時代、夏休みになると、高速バスで知人宅に行って数週間を過ごしていたので、なじみのある場所です。浜松は、音楽活動の方でライブをしたことがあって、地元の人たちの温かさが印象に残っています。その土地の人と交流を持ったり、顔を見て応援していますと言われたりすると、それが励みになります」と語った。

三浦演じる直親は、幼い頃に直虎といいなずけとなるが、戦国の激動の中、井伊家を継ぐために別の女性を妻として子供を作る。しかし、その直親も、暗殺により命を落としてしまう。直虎は、直親の嫡男・のちの井伊直政の養母として、彼を育て上げる。

そんな二人の関係性について聞かれた柴咲は「台本を読んで、すごく感情移入ができました。その根幹にあるのは、恋仲といったものより、政次を含めた幼なじみ三人の深い絆だと思います」とコメント。

三浦は、「互いを思いやる幼少期から、成長した三人は、それぞれに国を思い、先を見詰めるようになります。その重さを考えて芝居したいと思います」と意気込んだ。

高橋は「三人の関係性が大事になってくる中で、井伊家の家臣である政次だけは身分に違いがあるんです。僕は、話していないところが大事だと思うので、行間やせりふの合間の方に、より意識を向けて演技しています」と明かした。

また、浜松といえば有名なのが“うなぎ”。早速、その名物を口にしたという三浦は「とてもおいしかったです」と笑顔を見せ、前田は「サッカーの試合を見ながら、うなぎを食べてお酒を飲んでいたら、一杯のつもりが二杯、三杯と進んでしまいました」と上機嫌で語っていた。