黒木メイサ、女剣士役は「ワイヤーアクションが大変」

2016/11/18 18:37 配信

ドラマ

会見に登壇した(写真左から)筒井道隆、黒木メイサ、宅間孝行

NHK BSプレミアムで'17年1月14日(土)に放送されるスーパープレミアム「花嵐の剣士」(夜9:00-10:30)の試写会・取材会に主演の黒木メイサをはじめ、筒井道隆宅間孝行が登壇した。

本作は、幕末に実在した男装の女剣士・中澤琴(黒木メイサ)が江戸の見廻りを担当する新徴組に加わり、琴の義兄の中澤貞祗(筒井道隆)と、琴らと同じ浪士組で新選組・沖田総司の義兄・沖田林太郎(宅間孝行)ら仲間と共に、激動の幕末を葛藤しながらも生き抜いていく物語だ。

本作では激しい殺陣とワイヤーアクションに臨んだ黒木。1カ月殺陣の稽古をして撮影に臨んだと話し、一番苦労したことについて「ワイヤーアクションが一番大変でした。ワイヤーは実際下で男性の方が何人かで引っ張って上げてくれるので、タイミングを合わせることや、信頼を築いていくことが大切だなと思いました。すごく高いところを飛んだりして怖かったですが、何度か練習をして克服していきました」と振り返った。

そんな黒木について、宅間は「真夏の一番暑い時期に、メイサちゃんも筒井さんも殺陣が本当に大変そうでした。でも殺陣はやった甲斐(かい)のある、すごく格好いいもので、注目していただければと思います…僕は最後に少しだけでしたが」と申し訳なさそうに語り、会場を笑わせた。筒井も「(黒木は)悪い意味じゃなくて、男の人と接している気分になるくらい、良い意味で男っぽい人です。仕事に対して真摯(しんし)な方で、共演していて楽しかったです」と賛辞を送った。

今後時代劇で、女剣士役でやってみたいかと聞かれた黒木は「今回演じさせていただいて、撮影自体、中澤琴さんはすごくやりがいのある役でしたので、さらに中澤琴さんのことをフィーチャーした作品が出てくればすごく気になってしまうと思います。頑張ります!」と今後の展開に思いをはせた。