11月28日(月)放送の島崎遥香主演ドラマ「警視庁 ナシゴレン課」(毎週月曜夜11:15-0:15ほかテレビ朝日ほか)に捜査一課の刑事・木下役で池田鉄洋がゲスト出演する。
池田演じる木下は、捜査一課で“タイコモチ”という愛称で呼ばれ、「ナシゴレン課」のメンバーにも“ヨイショ”をして機嫌を取ろうとする。そんなタイコモチを演じる池田に、「ナシゴレン課」のデカ長・恭子役の“ぱるる”こと島崎やドラマの見どころなどを語ってもらった。
――第7話でゲスト出演ということですが、撮影はどうでしたか?
私はぱるるさんが“推しメン”なので、舞い上がってしまいました。また、古田新太さんや勝村政信さんら先輩方もいらっしゃって、やりやすい現場なのか、やりにくい現場なのかよく分からない特殊な環境です(笑)。
――池田さん演じるタイコモチの木下はどんな役ですか?
実際に、太鼓を持っているんです! 太鼓を打つシーンがあり、打っていたら古田さんに「こう打つんだよ」って言われて、「何で知っているんですか?」と聞いたら、「学校で習った」と言っていて、何でもできるんだなと思いましたね。もう、太鼓持った刑事ってなんだよ、って感じですよね。どちらかというと僕が演じる“タイコモチ”の木下は、捜査一課のエリートでちゃんとした部署にいる刑事のはずなのに、「ナシゴレン課」よりふざけていますからね。それでいいのかって(笑)。
――普段、太鼓は打ちますか?
以前、股に挟んでやるボンゴを買ったことがあって、それを自分のライブで1回だけ披露したことがありますが、それっきりですね。普段、太鼓を打つことは…ないですね。でも、“タイコモチ”というキャラクターは面白いなと思ったんですが、これっきりで終わってしまうのは寂しいです。最初から出してほしかったです(笑)。
――タイコモチは結構、テンションが高いですよね。
でも、周りもテンションが高いというか、すっとんきょうなキャラが多い! なので、あまりテンション高くやり過ぎてしまうと、周りもやり過ぎているので、さらにドラマ自体もハイテンションなので…、結果、僕のキャラクターは普通に感じました(笑)。第1話を見て、あんなにワカメだらけの殺人現場の写真を見たのは初めてです(笑)。もう、すごいドラマだと思いましたね。しかも、事件自体があまり解決されないまま終わって…。
――主演の島崎さんの印象を教えてください。
もう、カワイイっすね! 本人の前では「かわいい」とか言えないんですが、あっ、かわいい以上にキレイだなって(笑)。目とか足とか…どこ見てんだよって感じですね(笑)。かわいかったです。このドラマに出てくるぱるるさんは、もう秋元(康)さんの戦略です! ドラマの中ではなかなか笑わない恭子が、ちょっとした時に笑ったりすると、これがツンデレかって胸が打たれます…。これを狙っていますよね、絶対!!!!
――テレ朝動画やビデオパスで配信されているスピンオフでは笑顔が見られるそうですが…。
やっぱり戦略ですよ!! ぱるるさんの笑顔、見たいですもん! しかも、笑顔を見ることができたら、「あぁ、見て良かったな」ってなりますもん! ぱるるさんの魅力がドラマもスピンオフでも発揮されているなんて!!
――刑事部屋で事件を解決してしまうという視点が面白いですよね。
これがあったか!と驚きました。私はコメディードラマの脚本を書いているので、リアリティーがなかなか出せない中で、「この手があったのか!」と。でも、これは考え付いてもなかなかやれないのに、実際にやるという斬新さがすごいですよね。しかも、刑事部屋に容疑者が来て、ちゃんと説明も行われる。そのためには、美しい人と個性的な人がいないとダメだということも分かりました。だから、こんなにも豪華なメンバーがそろっているんだと。
――「警視庁 ナシゴレン課」というタイトルを聞いた時のどう思いましたか?
本当に何か裏があるんじゃないかと疑いました。「ナシゴレン課」って何だろう、何かにかかっているんだろうと思って、第1話の放送を見て、「あぁ、単なるダジャレじゃん」と思いましたね。でも、「問題ナシゴレン」と聞いた時は、「すげ~~っ!!」ってなりました。五感とリズムだけで成り立ってると感動しました。そういったことは、作詞もされている秋元さんならではの発想だなと感じましたね。
――「ナシゴレン課」が解決する事件も個性的ですよね。
個性的というか各ストーリーのタイトルも衝撃的ですね。第1話の「ワカメ風呂殺人事件」とか深夜のタイトルですよね。いろんな意味でギリギリですよね(笑)。
――島崎さん推しの池田さんから見た島崎さんの魅力を教えてください。
ぱるるさんが丼ものを食べているシーンはなかなかないと思っています。かわいい子に丼ものを食べさせるって…これも狙っていますよね(笑)。きっと、これをやったらファンの人が喜ぶんだろうなというエッセンスを実感します。丼ものに萌えるのは僕くらいですかね。でも、ぱるるさんが丼ものを食べている印象がないんですよ!!
――「ナシゴレン課」のチームワークはバッチリですが、そこにゲスト出演するというのはどうですか?
ゲスト出演のつらいところです(笑)。出来上がった関係に、出来上がったテンポの中に入ると、しかも私の場合は“タイコモチ”というキャラクターなので、よりテンポになじませながら、大騒ぎをして目立たないといけない部分もあります。
ですが、舞台出身の方が多いので、皆さんに支えられたという感じです。せりふのちょっとした間とかを埋めてくれるのは、さすがだなと。すごく安心してできました。
このチームは優しいチームだなと思ったのと、犯人役の人がやりにくそうですよね。真面目にやらないといけないから。このドラマは、真面目に演じなければいけない人はつらいと思います!
――最後に、ドラマの見どころを教えてください。
ぱるるさんが丼ものを食べているシーン(笑)。今回は、割と恭子が後半にズバズバと推理をしていくシーンがあり、そこが格好いい! これまで外に出ることがなかった恭子らが外に出るかもしれない!?というシーンもあって、ドキッとするかもしれないですね。
あとは、パターン攻めの面白さです。よくある推理モノやサスペンスのパターンをこれでもかというくらいばかにしています(笑)。絶対にどこかで見たことがあるような展開を徹底的にばかにしているので、やられたって感じです。今回も変なトリックが隠されていますよ。
推理モノやサスペンスが好きな人にとっても盛りだくさんです! もちろん、ぱるるさんの魅力が30分堪能できるというのも喜ばしい! 本当に、これだけしか出られないのは残念です!
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