人気漫画「咲-Saki-」が実写化され、テレビドラマが12月からTBS/MBSで放送。また、'17年2月からは映画が公開となる。
同作品は、日本でも大規模な大会が開催されている世界を舞台に、女子高校生たちがマージャンに打ち込む姿を描く、小林 立の青春スポ根漫画が原作。
奇跡的なマージャンを打つ主人公・宮永咲を演じる浜辺美波にインタビューを行い、同年代が多かった現場での裏話などを聞いた。
【浜辺美波「憧れはあった」人気漫画の実写化で初主演 より続く】
──撮影の中で大変だったことは?
映画の一番の決め技のシーンは“とにかく格好良く”というのを大事にしていて、一番の見せどころとして必死に頑張りました。
──原作を忠実に再現した制服でしたね。
あれは原作のフォルムをすごく大事にしていて、手首や腰回りなどのサイズ感を大切にしていて、きゅっと引き締まった感じは、元の制服にはないところでこだわっていて、カッチリした感じが強くて、着るとすごく気合が入るような制服でした。
──メイド服を着るシーンもありました。
メイド服は初めてでしたが、一生着る機会がないんじゃないかっていうぐらいの“フリフリ”“プリプリ”な感じだったので、鏡は見られなかったですね。もう、恥ずかしくて(笑)。
──作品のキャラクターはそれぞれ特殊能力のようなものを持っていますが、浜辺さんが実際に欲しい能力はありますか?
瞬間移動!(笑) 寝ることが好きなので、現場に“ピュン!”って飛んでいくとか。今回の撮影場所も遠い所で移動が多かったので、今回の撮影でも瞬間移動ができたらなぁって思いました(笑)。
──出演者は同世代が多いですね。
最初に合宿のシーンを撮影したんですが、ドラマと同じようにみんなで旅館の大部屋に泊まり込みました。そこでみんなの仲が深まって、原作みたいに楽しく、笑顔で撮影を乗り越えました。
すぐにみんなと話すことができて…実はB型の人が多かったんですよ。私もB型なんですけど、自由な方が多いので居心地が良かったですし、リハーサルを終えた頃には、みんなの個性がわかっていましたね。
──部活動をされていたことは?
中学生の時はやっていました。学生は勉強もあるけど、それでも部活動に力を注いだ部分、悔しいという思いとか、絶対に勝ちたいという思いはわかります。なので、マージャン部で全国を目指すというのは共感できました。
──撮影中によく話したのはどなたですか?
共演シーンが多かったので、浅川(梨奈)さんとはたくさん話しました。浅川さんもB型なんですよ(笑)。もう、自由な感じで、気を使ったりしなかったですね。
──どんな方ですか?
私がオチのない話をしても、盛り上げてくれるんですよ。私を気遣ったり、みんなのことを考えて、必死に盛り上げようとしてくれる。本当に優しいんです。でも、(浅川が演じる)和ちゃんとは真逆で、落ち着いているってよりも明るい子でした。
あとは、(映画の)団体戦のシーンで一緒だった武田玲奈ちゃん、岡本夏美ちゃんもB型なんですよ(笑)。マージャンで対戦する撮影で2、3日ずっと一緒だったんですが、ずっと話をしていました。
──このドラマ、映画をどんな人に見てもらいですか?
原作ファンの方もそうですが、原作を知らない方も、本当に皆様に見ていただきたいなって思います。
──今後の目標を教えてください。
女優さんを続けていくことが一番の目標です。お芝居をもっとしっかりできるようになれば、役に寄り添ったお芝居ができるようになればいいなって思います。
──出演したい作品や共演したい人はいますか?
そういうのもなくて、やらせていただける作品を必死にやりたいです。たくさんの方のお芝居を生で見させていただいたら、私も何かを感じることや成長できる部分が絶対にあると思うんです。できるだけたくさんの方とお仕事ができるように頑張りたいです。
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