月9&朝ドラも!'16年大活躍の坂口健太郎 人を引き付ける“ゆるフワ”な魅力

2016/12/08 11:00 配信

映画

'16年はドラマ5本、映画4本、舞台1本と10作品に出演し、大活躍だった坂口健太郎撮影=横山マサト

'14 年の俳優デビュー以来、快進撃を続けている坂口健太郎。'16年も月9や朝ドラを含むドラマは5本、映画4本、舞台1本に出演し、大活躍を見せた。

「周りからはよく『頑張ってるね』と言っていただくんですけど、自分ではあまり感じないんですよね。でも、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK総合ほか)と『重版出来!』(TBS系)、『模倣犯』(テレビ東京系)は撮影時期が重なっていたので、そういう意味では頑張ったのかなと(笑)。とはいえ、僕は普段からあまりストレスを感じないというか、寝ればすぐに治るので、大変だったというより、楽しい記憶の方が多いです」

今秋には「かもめ」で初舞台を経験。生の演技に加え、舞台上でピアノ演奏も披露した。

「これが初舞台だったので、舞台のことをまだ1ミリ分かってないですが、映像とは全く違いました。『かもめ』という作品だからかもしれないけど、肉体的な表現がとても多かったんですよね。でも、緊張もしなかったし、舞台の生っぽい感じが自分的にはとても心地良かったです。ピアノに関しては、小学校低学年のころに習ってました。2年間ぐらいでやめてしまったんですけど、吸収力のある時期に習っておいて良かったなと思います」

'17 年は1月から放送のドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)に出演。アーティストのmiwaとW主演する映画「君と100回目の恋」も2月4日(土)に公開する。

「『東京タラレバ娘』は、原作ファンの方が大勢いらして、 (演じる)KEYは人気のあるキャラクターなので、そのことは念頭に置きつつ、さらっと毒舌な感じで、気負いなく演じたいと思います。『君100』では、大学生のバンドマンの役で、ギターに初挑戦しました。ライブシーンの撮影は、初めて人前で演奏したのもあって、異常なほど大汗をかきました(笑)」

'17年もまだまだ躍進が続きそうな坂口。自身としての目標は?

「僕は目標とか夢をわざと作らないんです。一つ大きいものがあると、ベクトルがそこにばかり向かってしまうので。一つのことに真っすぐ向かっていくのはカッコいいことだと思うけど、僕は寄り道タイプというか、何となくフラフラ行っている方が僕らしいかなと。それに5年後に振り返ったら、寄り道した方がもっと面白いことが経験できているんじゃないかと思うんですよね。なので、 '17年もフラフラしながら、普通にいられたらいいなと思っています(笑)」

さかぐち・けんたろう='91年7月11日生まれ、東京都出身。O型。「MEN'S NON‐NO」専属モデルとして活躍

※12月7日発売の「週刊ザテレビジョン50号」ではSPグラビアと合わせてインタビューを掲載中

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