永野「'16年はデビューして一番忙しかったです」

2016/12/12 13:19 配信

芸能一般 インタビュー

本人も過去の週刊ザテレビジョン本誌を見て吉田羊スタイルを物まね!撮影=島本絵梨佳


――収録は結構長かったのですか?

20分で終わる予定だったんですけど、どんどん延びて最終的には45分くらいになっちゃいました。ダウンタウンのお二人はそれまで3軒ハシゴした後、最後の4軒目が自分の所だったので、既にお二人とも出来上がっている状態だったんですよ(笑)。

それと「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)も印象に残っています。あれに出たことで、これまでただクリスチャン・ラッセンが好きな芸人のイメージで見られていたのが、本来のふてぶてしさも出て、いい意味でも悪い意味でも話題になったので。

明石家さんまさんにも「ありがとうございます!」って感じです。さんまさんって何をやってもきちんとオチを付けてくださるので、いつも気持ちいいんです。

ただ、全部自分のせいなんですけど、それで悪い癖がついてしまって、他の番組で同じことをやってスベるようになっちゃいました。だからさんまさんは両刃の剣ですね(笑)。もちろん、そこがさんまさんのすごさなんですけど。何をやっても、どんなにつまらなくてもちゃんと落としてくれて笑わせてくれる…。

極端な話、今ここで急に走り出したとしても何とかなるんですよ。本当にいつも勉強させていただいています。

――10月8日に放送された「オールスター感謝祭'16」(TBS系)も話題になりましたよね。

あ~! 感謝祭も楽しかったですね。菅野美穂さんが「キャー!」って騒いでくれて、一緒に踊ってくれて、うれしかったです。いつもテレビで見る芸能人の方が、僕のことを知ってくれているのがたまらないですよね。

最近それにすごくビビリました。意外とみんな俺の事知ってくれているんだ!って(笑)。

――とんねるずさんもそうですし、'16年は大御所の方と絡めてうれしかったということですね!

やっぱりうれしいですよ~! ビートたけしさんも「たけしのお笑い平成教育委員会 夜間部」(4月8日フジテレビ)で絡ませていただいたんですが、あのたけしさんが自分の名前を呼んでくれているんだ…って不思議な感じはありました。自分より少し上の世代ではなく、さんまさんだったり、たけしさんだったり、雲の上の世代の方々と絡めるのがより楽しいのかもしれないですね。すごく緊張しますが、“レジェンド”と呼ばれる人の方が自分自身は楽しめます。

ダウンタウンさんやとんねるずさんは、リアルに見てきた世代なので緊張しっ放しなんですけど、たけしさんやさんまさんクラスになると、もはや“キャラクター感”が強過ぎて、逆に緊張しないのかもしれないですね。皆さんその後も何度か使ってくださって、どれだけ感謝しても足りないですね。

――では、最後に'17年の抱負をお願いします。

それですよね。でも、個人的に年単位で区切って考えられないんです。世間は「はい今年終了」「はい来年」って年が替わるタイミングでひと区切りすると思うんですけど、年が替わったことも気付かないフリをしていたいですね。年越しとかもう関係ないぞ!みたいな。

この時期になると「来年消えないための秘策はありますか?」と聞かれることも多いですし、「来年は消えたくな~い!」とかそういうのを求められたりするんですが、そんなことはお構いなしに、'16年が続いている顔をしていたいですね。年を越すのではなく、12月が終わったら'16年の13月が始まるつもりで。

それくらい'16年がすごくよい年だったので、'16年の20月とか30月とか継続していく感じでいたいです。だから、僕にとっては大みそかを過ぎたら'16年のシーズン2が始まります!(笑)

なお、発売中の「週刊ザテレビジョンお正月超特大号」では、永野のサイン入りポラ、サイン入り永久レモンと永野のサイン&持ちネタ入り!?めざまし時計をプレゼント! 本誌を購入して、どしどし応募しよう。