松本人志「『笑ってはいけない』より紅白に出たい」

2016/12/12 15:07 配信

バラエティー

「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」の会見に登場した月亭方正、松本人志、遠藤章造、田中直樹(左から)(C)NTV

毎年恒例となった日本テレビ系の大みそか特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル!『絶対に笑ってはいけない科学研究所24時!』」の会見が行われ、出演する松本人志月亭方正ココリコ・遠藤章造、田中直樹が見どころなどを語った。

「何が起きても絶対に笑ってはいけない」という過酷なルールの下、ダウンタウン月亭方正ココリコが数々の「笑いのトラップ」に襲われていく「笑ってはいけない」シリーズ。放送時間は6時間を超えるにもかかわらず、毎年高視聴率を記録している。

大みそかの放送としては第11弾となる今回の舞台は、「ガースー黒光り科学研究所」。新人科学研究員に扮(ふん)した5人は、研究所の所長との対面や体力強化訓練など、さまざまな「研修」に参加する。

会見冒頭、体調不良により欠席した浜田雅功について、松本は「何か今聞いたら、浜田さん愛人のところで静養してるみたいで」と暴露。それに対し田中は「冗談です! そんなわけないです!」と必死に訂正し、早くも笑いを誘う。

撮影時の様子について、方正は「今回ももちろん痛み止めを飲んで収録に臨ませていただいたんですけど、今回は西洋医学だけでなくて東洋医学も取り入れまして。漢方も飲んだんですけど、もう全然関係なかったですね」と、“罰隊”によるお仕置きには効果を発揮しなかった様子。

それに対し、松本が「何のために漢方飲んでるのか分からない」と尋ねると、「いや、精神を安定させるやつです」と回答。すると松本は「あー、蝶野(正洋)さん出てきたらパニックになるからね(笑)」と、方正の天敵・蝶野との関係を踏まえて納得していた。

田中は、この日不在の浜田について「(体調は)もちろん心配なんですけど、思い返せば収録の時から予兆はあったと言いますか。今回廃校でロケさせていただいたんですけど、廃校の校舎に入る下駄箱の所で、浜田さんが1.5cmくらいの段差でつまずかれたんですね。

それを見てみんなで『浜田さん何やってるんですか!』みたいなやりとりがをしていたんですけど、その2時間後、浜田さんが全く同じところでつまずいたんですよ(笑)。やっぱり大変なロケなので、疲労などもあったのかな~って」と、あらためて浜田の体調を案じていた。

また、松本は「本当は僕らもう去年で終わりたいと、これでやめるって言ってたんですが、結局皆さんの熱いご要望に沿う形で、もう一回やってみようっていう。まあ、ほっしゃん。みたいなことになったんですけど…」と、引退発表と撤回で話題を集めた星田英利をネタにする一幕も。

毎回豪華なゲストが登場することでも話題だが、今回は1月クールの新日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」から、松坂桃李と子役の住田萌乃が出演することが明らかに。

遠藤は「萌乃ちゃんはすごく(演技が)お上手で。結構長いせりふとかも全員分あったんですけど、全部(頭に)入れられて。すごかったです本当に」と、その振る舞いを絶賛。

方正は「桃李くん、僕初めて(近くで)見たんですけど、もう本当にきれいな男の子だな~って」と告白し、遠藤からは「どういう目線で見てるんですか!」とツッコまれる場面も。それでも「手とかもすごいきれいなんですよ」と、なかなか会えない人物との共演を楽しんだことを強調した。

また、毎回浜田の女装姿も注目を集めているが、松本は「僕はいつも思うんですけど、本当に嫌なら断ると思うんですね。何かもともとやっぱり、学生時代からそういう女装癖というか、見え隠れはしていましたよね」と意味深なコメント。

それに対し、遠藤から「でも本当にことしも何か、足キレイやなと思いましたね」と声が上がると、松本は「そこは本当に、クリームとか塗ってんじゃないですかね。たぶん9月ぐらいから塗り込んでいくんじゃないかなと」と返し、笑いを誘っていた。

毎年高視聴率を記録する同番組だけあって、大みそかは各局共に“対ガキ使”を意識したシフトを敷いてきているが、それについて松本は「“打倒紅白”というかね、どっちかというとわれわれは紅白に出たい側ですから」とまさかの発言。

メンバーも松本の意見に同調し、方正は「(昨年番組の企画から生まれた)浜田ばみゅばみゅでどうにかなると思ったんですけど…」と告白した。最後に松本は「何とかヒット曲を出すことで、この番組から卒業していくという形は取りたいんですけどね」と明かし、会見を締めくくった。