'17年1月21日(土)より、AKB48メンバーが新たな連続ドラマに挑む「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)が2クールにわたって放送される。
女子プロレスを舞台にAKBグループのメンバーが本格的なトレーニングを行い、女子プロレスの世界に殴り込み、真剣勝負を繰り広げていく。
この“アイドル×プロレス”という大型プロジェクトに出演するのは企画・原作を担当する秋元康が選抜した、プロジェクトにふさわしい実力の持ち主で、次世代のAKB48をけん引するメンバー。
秋元は「アイドルは、プロレスである。パフィーマンスの一回、一回が試合のようなものだ。熱狂的なファンは、一試合ごとに勝敗を決める。他の団体ともしのぎを削る。勝つために、肉体を鍛え、過酷な練習に耐える。特にAKB48グループは、シングルの選抜メンバーに入るために、勝ち抜かなければならない」と、アイドルをプロレスと重ねる。
続けて「ヤンキー、キャバクラ嬢、次はプロレスにしようとかなり前から企画していた。と言っても、メンバーが乗らなければ成立しない。数カ月前、メンバーの意見を聞いてみた。『やってみたいです』とほとんどのメンバーの賛同を得たので、その準備に入りました」と、明かす。
衰退してしまった“錦糸町道場”を再生させようと奮闘するメンバーには、HKT48・AKB48の宮脇咲良、AKB48の向井地美音、AKB48の横山由依ら、対抗するスターレスラー集団“白金ジム”のメンバーには、SKE48の松井珠理奈、HKT48・AKB48の兒玉遥、AKB48の島田晴香、SKE48の松村香織、NMB48・AKB48の白間美瑠らが参戦する。
豆腐店とプロレス道場“錦糸町道場”を営む父と暮らす、宮脇演じる普通の女子高校生が、急死した父の思いとプロレスへの情熱を知り、道場を裏切った弟子からの挑発を受け、プロレスの世界に入ってしまうというストーリー。
第一線で活躍したプロレスラーのコーチ2人の指導の下、撮影に先駆けて本格的なトレーニングを開始し、アイドル活動と同時にプロレスの技を磨いていかなければならない。
“アイドル×プロレス”について、宮脇は「やるからには、全力で。女子プロレスラーの皆さんたちには到底及ばないですが、努力を重ねて、少しでもアイドルとプロレスの良さを伝えられるようなドラマにしていきたい!」と喜んだ。
向井地は「小学校の頃から、クラスで3本の指に入るくらい運動神経が悪かったので不安はありますが、メンバーとの信頼関係を大切に、プロレスとアイドルの融合を楽しんでいきたいです」と笑顔を見せる。
横山は「プロレスは以前、バラエティー番組でやらせていただいたことがありますが、実はその時に『最初で最後かな』と思っていたんです。今回、ドラマでやらせていただくことになったと聞いて驚きました。みんなでトレーニングを始めていますが、どんどん絆が深まっています」と語る。
一方、松井は「SKE48は、特にステージパフォーマンスにおいて、AKB48グループの中でも一番激しいと思っているので、今回はその部分も生かしていきたいです。やるからには、もちろん本気で挑みます」と宣言。
兒玉は「女子プロレスは、強い! こわい! 痛そう!というイメージだったので、自分とは無縁だと思っていました。でも、やってみるとすごく楽しくて、知れば知るほど面白くなってきて、、、とにかく全力で頑張ります!」と目を輝かせる。
島田は「ファンの方から、『いつプロレスデビューするの?』と聞かれ続けて五年。いよいよ、プロレスデビューすることになりました(笑)」とおちゃめに表現した。
松村は「島田晴香ちゃんと一緒にヒール役をやらせていただきますが、見ている視聴者の方が『本当ムカつく!』と感じたり、思ってもらえるよう、ヒール役を極められるように頑張ります!」と意気込む。
白間は「プロレスを見たこともなかったので不安でした。ところが、アントニオ猪木さんとベイダーさんのプロレスを見て、すごく面白いと思いました。衣装も自分の役のキャラに合っていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!」とやる気十分な様子。
“豆腐プロレス”というドラマのタイトルについて、秋元は「プロレスの真剣勝負を、“セメント”と言う。メンバーの気持ちは“セメント”だが、所詮、アイドルだ。ドラマの設定は、普通の女子高生がプロレスの世界に入り、チャンピオンベルトを手にするまでのサクセスストーリーである。
“セメント”にはならず、“なんちゃってプロレス”になるだろう。だから、気持ちは“セメント”、実際は“柔(やわ)なもの”という意味を込めて、タイトルを『豆腐プロレス』にした。現役アイドルたちの豆腐のように壊れやすい、技と技のぶつかり合いをお楽しみください」と期待を寄せた。
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