12月24日に公開された映画「14の夜」の初日舞台あいさつが行われ、犬飼直紀、青木柚、中島来星、河口瑛将、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎、光石研、足立紳監督が登壇した。
クリスマスイブの午後に本作を見に来た観客に向けて、足立監督は「今日みたいなロマンチックなはずの日に、こういう映画をわざわざ見に来てくださってありがとうございます」とあいさつ。
初監督作の初日、初回ということで、観客と一緒に作品を鑑賞したという監督は「お客さんのリアクションをそわそわしながら見ていました。ウケていてよかった…」とホッとした表情を見せた。
オーディションで選ばれたタカシ役の犬飼ら四人の中学生キャストも、師走の寒さに似合わぬ半袖の劇中衣装・体操服姿で登壇し、撮影を振り返った。
また、タカシの幼なじみでヤンキーのメグミを演じた浅川は、本作で単車を乗り回すため、この機会に原付の免許を取ろうとしたが4度の不合格で諦めたという。
「暴走族の彼氏の単車にニケツするシーンがあるんです! チラッとしか映らないけど、人生初のニケツシーンをぜひ見てください!」とかわいらしくアピール。
そんな浅川に対し、足立監督は「初顔合わせのとき、あまりにかわいいもんだから“これ大丈夫か …?”と不安になりましたが、立派にメグミになりきってくれました。道路に10回もツバ吐いてくれてね(笑)」と、浅川のヤンキーっぷりを裏付ける?衝撃のエピソードを明かす。
浅川も「そうなんですよ! ツバを10回も吐かされて(笑)。それを監督が褒めてくださって。なかなかない経験ですよね(笑)」と笑顔で振り返った。
一方、健太郎は当初タカシ役でオーディションを受けたが、同級生のヤンキー・金田役として出演が決まったんだそう。
足立監督は「健太郎くんが現れた瞬間、コイツがタカシは違うだろ!と思い、即落としました(笑)。金田はハマり役だと思う」と太鼓判を押した。
健太郎は、タカシと一緒にプールに飛び込むシーンを振り返り「プールが思いの外浅くて、お尻を強打したんですよ。それなのに監督から演技を続けるよう言われて我慢して続けたのですがカットされていて…」とホロ苦いエピソードを披露し、笑いを誘った。
最後に足立監督は「年末のクソ忙しい時期に本当にありがとうございます。面白かったらSNSで“面白い”って言ってください! 一生のお願いです! うそでもいいので!“面白い!”と、お願いします!」と懇願し、大きな笑いとともにイベントは終了した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)