池松壮亮、主演ドラマの刺客解禁に「楽しみしかない」

2016/12/27 07:00 配信

ドラマ

'17年1月放送スタートの「銀と金」に出演するゲストが発表され、まさに「ざわざわ…」の世界が完成!(C)テレビ東京

'17年1月7日(土)にテレビ東京系で放送がスタートする池松壮亮主演の「土曜ドラマ24『銀と金』」。各エピソードに登場するゲストが公開され、また、撮影がクランクアップし、池松やリリー・フランキーらレギュラーキャストからコメントが届いた。

福本伸行の傑作コミックを全12話で映像化する本ドラマは、1~3話の「株の仕手戦編」、4~6話の「セザンヌ編」、7~9話の「ポーカー編」、そして10~12話の「麻雀編」で構成することが分かった。

作品の入り口となる「株の仕手戦編」では、自由民生党議員・海堂正行役で丸山智己、秀峰創業グループのドンで仕手戦の本尊・梅谷哲役でダンカン、自由民生党議員・伊沢敦志役で嶋田久作が登場。

前半戦をさらに盛り上げる「セザンヌ編」では、画商でギャラリーのオーナー・中島明夫役で佐野史郎が“怪演”。

後半戦に突入する「ポーカー編」では、西条建設の御曹司・西条達也役で大東駿介、西条たちにカモられ乱暴された被害者の友人で情報提供者の伊藤美緒役で高月彩良が出演。

そして大詰めとなる「麻雀編」に、カジノ王で日本最大パチンコチェーンの総帥・蔵前仁役の柄本明が森田(池松)たちを追い詰めることに。

3話ごとに二転三転する駆け引き、誰が敵で味方か分からない“ざわざわ…ざわざわ…”な展開に注目だ。

また、無事撮影を終えたレギュラー出演者が撮影を振り返った。

■森田鉄雄役・池松壮亮のコメント:今作では心の収穫というか、いろいろなものをいろんな人たちにもらって、とても濃厚な1ヶ月半でした。

最初はこれを映像化できるのかと思っていましたが、なんとか撮り終えることができたので、あとは楽しみにするしかないです。

■平井銀二役・リリー・フランキーのコメント:すごく長いような気がしましたがあっという間に終わってしまいました。おもしろいドラマに参加できたと思っています。本当にオンエアを楽しみにしています。

僕が(撮影日に)いない間、森田がどういう活躍をしているのかがちょっと気になっています。毎日朝5時起きっていうのがちょっと珍しかったものですからすっかり体調悪くなりました。

銀と金」はたとえば麻雀だったり、ポーカーだったり、そのもののルールがわからなくても、なにか根本的な人間のお金に対する感情とか、人に対する感情は、ルールを度外視にしても伝わるものになっていると思いますし、ひとりの森田っていう男の成長物語としてもすごく楽しめる作品になっていると思います。

■安田巌役・マキタスポーツのコメント:「銀と金」はすごく人気漫画で、原作者の福本先生もプロデューサー陣も、監督にしても、ものすごく思い入れの強い名作をドラマ化するときには、いろいろな障害があると思うんです。

従来のファンの方々の持っているイメージとかもありますから、それに対してそれぞれ役者の人たちも自分なりに一生懸命努力した結果が出ていると思います。

お金とか、欲とか、人間の本質的なところが描かれている作品なので、見流すことなくじっくりと味わって、編集の合間にある行間みたいなものとかを感じながら見て頂けたらと思います。

■巽京子役・臼田あさ美のコメント:連続ドラマで1か月半っていうのはあっという間で、連日撮影でハードだなという日もありましたが、本当に池松さん始め、リリーさん、マキタさん、淳さんと一緒にいる時間は他じゃ味わえない時間だったな、と強く感じます。なのでその寂しさはあります。

銀と金」はギャンブルとか、大金が動いたりとか、すごくヒヤヒヤ、ハラハラするシーンも多いんですけど、森田の成長とともに5人が仲間で温かいというところも伝わればいいなと密かに思っています。

■船田正志・村上淳のコメント:この「銀と金」は過去にVシネマで作られていて、僕は子供の頃にそれを見て、なんかいいなって思っていました。

まず、(このチームをカンパニーに例えると)僕らは俳優部という一部署なんですけども、スタッフの方々、監督に本当にご迷惑をかけたし、救われたなと思います。

特に印象に残っているのは、今回のレギュラー5人で、この素晴らしいカンパニーで、43歳で2016年が終わる前にやれたことは、またもうひと踏ん張り、もう二踏ん張りしてみようと思える、思わせてくれるキャストに出会うことができたなと思っています。

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