2016年の乃木坂46は、11月にリリースされた16thシングル「サヨナラの意味」で初のミリオンを達成したほか、アンダーメンバーによる全国ツアー完走、2年連続2度目の「NHK紅白歌合戦」出場など、名実ともにトップアイドルとしての地位を確立した。今回は、その勢いを象徴するかのように活動の幅を広げる秋元真夏、北野日奈子、堀未央奈の3人を直撃。この一年間の活動を振り返りつつ、12月31日(土)放送の「第67回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)への意気込み、2017年の目標を語ってくれた。
――今回の紅白歌合戦が2回目の出場となりますね!
秋元:一度経験した舞台に立つわけですから、去年よりもいいパフォーマンスをお見せしたいと思っています。
北野:真夏さんと私は、去年ちょっと反省しなきゃいけないことがあって(苦笑)。
堀:でも、それは全員あると思うけどなぁ。
秋元:そうなんだけどさ。去年は何もかもが初めてだったでしょ。私、緊張しすぎてリハーサルの時点で号泣したんだよ。今回はもうちょっと余裕をもって視野を広くしたいなと思って。
――2015年の本番では納得のいくパフォーマンスができましたか?
秋元:それが…本番のステージで踊っているときに、たまたま正面にカメラがくるタイミングがあったんです。その瞬間、「本当に紅白に出てるんだ!」ってうれしくなっちゃって、いつも通り、ものすごい笑顔を見せちゃったんですよ。
北野:普段なら笑顔で踊るのはいいことなんですけどね。
秋元:そうそう。私たちが歌った「君の名は希望」は、笑顔全開で歌う曲じゃないので…。今年はその辺も含めて、もう少し冷静でいたいと思います。
北野:私もすごい緊張しちゃって、何日も前から「多分、やらかすだろう」って噂されてたみたいで(苦笑)。
堀:誰もそんな風に思ってないよ!
北野:え~でも、スタッフさんとかにそう言われたよ(笑)。リハの前に。で、実際にやらかしちゃった…(苦笑)。
秋元:そうなの? あんまり気づかなかったけど。
北野:あの日のパフォーマンスって、いつも以上にひとつひとつの動きをしっかりと固めたじゃないですか。「この時の足はこう!」「ここでの腕の角度はこれぐらい!」って。
堀:そうだったね~。
北野:ちゃんと体に入れたつもりだったんだけど、本番になるとやっぱり緊張するでしょ。それで、よくわからないタイミングで腕を下ろしたりしちゃったの。本番は文字通りガッチガチだったなぁ。
堀:たしかに緊張しすぎな顔してたね(笑)。
北野:でしょ! 私のポジションは端っこだったから、司会の方がしゃべっている時に見切れてたの。後で映像を見たら、自分の顔が硬直しすぎてて爆笑しちゃった(笑)。
秋元:自分で爆笑って、相当だね(笑)。
北野:本番が終わるとそんな風に冷静に見れるんですけどね。私も真夏さんと同じように、今回はもうちょっと余裕をもって、あの空気を楽しみたいです。未央奈はどうだった?
堀:2期生も出させていただけたことは本当にありがたかったんですけど、ポジションとかに関しては少し悔しい気持ちもあったかな。
秋元:私たちポンコツと違って、一段階上の悩みだね~。
堀:そんなことはないんですけど、やっぱり親戚とかみんなが見てくれる番組じゃないですか。そこで、「大勢いたから見つけられなかった」って言われちゃうのはやっぱり悔しいので。その思いをぶつけながら一年間活動してきたつもりです。今年の紅白では、私個人としてはもちろん、乃木坂46が今できる最高のパフォーマンスをお見せします!
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