【紅白】いきものがかり、8年越しのSAKURAに”変化”

2016/12/29 07:34 配信

音楽

12月31日(土)にNHK総合にて生放送される「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサル(1日目)が、東京・渋谷のNHKホールで12月28日に行われ、9回目の出場となるいきものがかりが登場。デビュー曲「SAKURA」を披露し、その後行われた会見に出席した。

メジャーデビュー10周年のことし、'08年に初出場した時と同じく「SAKURA」を披露するいきものがかり。ボーカルの吉岡聖恵は「ことしは記念の年。心を込めて歌わせていただきます」とコメントした。

「第67回NHK紅白歌合戦」に出場するいきものがかり。9回目となる今回、初出場時と同じ「SAKURA」を歌う


今回、ステージ上には大きな桜の木が用意されている。8年前に初出場した際には桜吹雪の映像を背に熱唱していたが、ことしは立体的に作られた満開の桜。濃密な10年を過ごした彼らにぴったりな、より華やかで重厚感のある印象に仕上がっている。

同日昼過ぎ、自身のTwitterで「いろいろリハーサルはじまる。やっほい、年末だーい。」と、興奮気味だった水野良樹は「こんなに多くの桜を用意していただいたのは、もしかしたら初めてかもしれない」と感動した様子。吉岡も「足元にも花びらがあって、すごくきれい」と続けた。

ステージ上には大きな桜の木が用意された


3月に発売したベストアルバムが大ヒットするなど、アニバーサリーイヤーにふさわしい、充実した1年を送ったいきものがかり。8月から9月にかけて行った地元・神奈川での凱旋野外ライブでは、2カ所4公演で10万人を動員した。

そんな彼らの1年を締めくくるステージを、山下穂尊は「原点回帰」と表現。演奏スタイルについて「普段は水野がエレキなんですけど、今回は(水野と山下の)2人がアコギ。高校時代とか学生のころにやっていたスタイルに近いんです」と明かした。