“圧倒的に歌う人”植田真梨恵「動き続けた1年でした」

2016/12/31 07:00 配信

音楽 インタビュー

感情型シンガーソングライター・植田真梨恵にロングインタビューを敢行!

'16年に活躍し、'17年にさらなる飛躍が期待される俳優・女優、アイドル、アーティストなど、さまざまなジャンルのNextGeneration Star(次世代スター)およびNew Generation Star(新世代スター)に話を聞く、ザテレビジョンの年末年始特別企画「NGS17」。

第8回は、'16年に「夢のパレード」などシングル3作をリリースし、12月14日にはメジャー2ndフルアルバム『ロンリーナイト マジックスペル』を発表した“感情型シンガーソングライター”のNext Generation Star・植田真梨恵が登場!

デビューのきっかけ、インディーズ時代からの楽曲制作へのこだわりについて、そしてリリースラッシュとなった’16年を振り返ってもらいつつ、今後の“夢”についても語ってもらった。

――まずは自己紹介をお願いします。

植田真梨恵です。ずっと歌が好きで、歌手になりたいという夢を子供のころから追い掛けてきました。オーディションをずっと受け続け、15歳の時にようやく受かったオーディションをきっかけに大阪に拠点を移しました。その後、一人暮らしをしながら音楽を作り始め、それを歌うようになりました。

――受かったオーディションはどういった内容でしたか?

合格したのは、最終的にライブハウスにいるお客さんの前で歌うものでした。若くして歌手デビューをしていく人が多い中で、私も早く歌手になりたい、早く合格しないと!と思いながらいろいろなオーディションを受けていたのですが、当時は歌手を目指す子のためのオーディションがたくさんあったので、恵まれていたのかなと思います。

――ちなみに何を歌ったのか覚えていらっしゃいますか?

小柳ゆきさんのバラード曲を歌いました。昔から私は“圧倒的に歌う人”が好きで、歌うだけで空気が変わるというか、そういう人に憧れていました。

――当時、憧れのアーティストはいらっしゃいました?

たくさんいました! 私が生まれたのは90年なのですが、7歳くらいのころから宇多田ヒカルさんやMISIAさん、aikoさん、JUDY AND MARYのYUKIさん、椎名林檎さんなど、パワーが全面に出た人が好きだったんです。今もそうですが、女性アーティストに憧れることが多かったですね。

――15歳のときから作詞・作曲を始められたそうですが、最初はどういう感じで作られたんですか?

中学生までは、ひたすら歌手に憧れていただけで、作詞・作曲も興味はあったけど、やったことなかったんです。15歳になって大阪に出てきて、時間はたっぷりあるけど、誰も知り合いがいなかったので、やることもなくて。そんな日常の中で、歌手になるのなら歌える曲がなければ話にならないだろうという思いから、作詞・作曲を始めました。

技術的なことより、まずは歌を歌いたいという思いが先にあって、「私が歌う歌とは何なのか」と見つめ直したときに、自分で作って歌うなら、自分の思いをそのまま歌にしたものじゃないと意味がないと思ったんです。でも本当に初めてだったので、出来た曲が「これはいったいちゃんと歌になっているんだろうか」と自分では分からなかったですね(笑)。

それからもずっと作詞・作曲を続けてきているのですが、昔からヒットソングを聴くのが好きで、J-POPを聴いて育ったという感覚が強かったので、J-POPというものの上で曲を作って届けるということを目指していました。それが最近少しずつ形にできるようになってきたかなと思っています。