――ご両親を演じるのは阿部さんと深田さんですが、お二人の印象はどうですか?
普段は優しいんですけど、やっぱりお二人の演技がすごくて、自分がこの二人の娘なんだよなあ…と思うと、しっかり頑張らなきゃ!ってシャキッとしますね。
――撮影の合間にお話しされますか?
まだ、あまりお話できていないんですけど、たまに撮影の合間にお話しますね。深田さんとは、ペットの話をしました。外のロケのとき、近くに子猫と子犬を飼っている方がいて、撮影している横で「ニャー」「ワン」って声が聞こえてきたことがあったんです。
それで撮影がストップしたんですけど、深田さんに「何かペット飼っているんですか?」って聞いたら、「トイプードルを飼っている」と言われて。反対に阿部さんは猫ちゃんを飼っていらして、その話をしました。
私は猫のヤマトを飼っているのですが、オーディションに行くときは、必ずヤマトと握手をするんです。もしかしたら、それが運を呼び込んでいるのかもしれません。
――先生役の小芝風花さんの印象はいかがですか?
小芝さんは優しいけど熱血の先生役なんですが、私の小学4年生のときの担任の先生に似ています(笑)。その先生は私の芸能活動を応援してくれる人だったんですよ。いつも「お仕事頑張ってね!」って言ってくれて、作品を見たら感想を言ってくれますし、すごくいい先生でした。小芝さんもその先生に似ています。
――趣味はカラオケだそうですが、どんな曲を歌われますか?
松田聖子さんの「青い珊瑚礁」とかAKB48さんの「恋するフォーチュンクッキー」とか、アイドルソングを歌うのが好きです。最初はお母さんが聖子さんのファンだったんですけど、いつの間にか私も聖子さんが好きになっていました。もともとこの業界に入ったのもアイドルになりたくて入ったんです。
でも、アイドルだけじゃなくて女優の活動も面白そうだなって思って今に至ります。今は休んでいますが、私が所属するミラクルキャンディーベリーでも頑張りたいです。
――この業界に入られたのは聖子さんを目指したからでしょうか?
最初は聖子さんがきっかけですが、ピンク・レディーさんとかいろいろなアイドルの曲を聴くようになって、とにかくどうしてもアイドルになりたかったんです。
聴くだけじゃなくてそのうち歌うようになって、別に特別うまかったわけじゃないんですけど、一応練習してきましたし、ミュージカルにも出たので、歌唱力もちょっとは上がっていると思います。
――大人になっても女優さんでやり続けたいですか?
はい。女優さんになりたいです。アイドルは若いうちしかできないですから! 花のあるうちにアイドルとして全力を尽くして、年を重ねるとともに女優さんの方に戻ろうかなと思っています。アイドルとしては、国民的アイドルじゃなくていいんです。
アイドル通が知るアイドルみたいな感じで、アイドルファンの間で話題になってくれれば。女優さんとしては、吉永小百合さんのように長く第一線で活躍して、幅広い役ができればいいな。今のところは明るく元気な女の子の役が多いので、いろいろな役に挑戦したいです。
――他の仕事に転向しようとは思いませんか?
それはあまりないですね。私ってちょっと天然なところがあって、ドジをすることもあるんです。たまに大事なことが抜けちゃうので、細かい仕事は無理だろうなと思いますし、これからもアイドル、女優として頑張っていきたいと思います!
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