12月31日「第67回紅白歌合戦」(NHK総合)が放送され、AKB48の「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」の結果が発表された。
同企画は、紅白に出場する48人を、グループ総勢300人以上の中から視聴者投票によって決定するもの。さらに、ポジションも得票順位通りになるため、誰が得票1位となりセンターを務めるかに注目が集まっていた。
事前に発表された48人の中には、指原莉乃や渡辺麻友といった総選挙上位の常連に加え、卒業を発表している小嶋陽菜、島崎遥香、そして総選挙では圏外だった市川美織らも名を連ね、普段とはひと味違った選抜が組まれた。
本番では、総監督・横山由衣の掛け声で「RIVER」からスタート。続く「フライングゲット」の中で、視聴者投票の結果が発表された。16位から3位までが駆け足で発表される中、残ったのは指原と山本彩。奇しくも地方グループに所属する二人の対決となった。
直後、1位と2位もスクリーンに映し出され、山本が激戦を制した。驚きのあまり、口元を押さえ涙ぐむ山本だが、そのままセンターポジションに付き、全員で「君はメロディー」を披露した。
その後ステージ脇に控えていた司会の相葉雅紀から感想を聞かれた山本は、「一気に緊張が来たので震えが止まらないんですけど、すごくうれしいです」と答えていた。
票数は1位の山本が41190票、2位の指原が34247票と約7000票の差をつけた勝利だった。