'16年に活躍し、'17年にさらなる飛躍が期待される俳優・女優、アイドル、アーティストなど、さまざまなジャンルのNext Generation Star(次世代スター)およびNew Generation Star(新世代スター)に話を聞く、ザテレビジョンの年末年始特別企画「NGS17」。
第10回は、原宿発の5人組アイドルユニット・神宿(かみやど)でセンターを務める、New Generation Star・一ノ瀬みかが登場。
昨年12月に発売された2ndシングル「カムチャッカ・アドベンチャー」は、TOWERmini汐留店のウイークリー・シングルランキングで1位を獲得するなど健闘し、年末には自身最大規模であるZepp Diver City TOKYOでのワンマンライブも成功に収めた。
そんな勢いのあるアイドルグループ・神宿のセンターを務め、昨年は「ミスiD2016」に選ばれるなど、個人としても飛躍を遂げた16歳・一ノ瀬にさまざまな話を聞いた。
──2ndシングル「カムチャッカ・アドベンチャー」は、'16年9月末の2周年記念ライブで初披露されて以降、さまざまなライブやイベントでパフォーマンスされてきましたが、舁夫(かきふ=ファン)さんたちの反応はいかがですか?
この曲は皆さん盛り上がってくれますし、「神宿の曲の中で一番好き」と言ってくださる方も多くてうれしいです。
──“観客参加型”の振り付けが印象的ですね。
そうなんです! 人差し指と親指の先を付けて「W」と「O」を表したポーズがあるんですけど、ライブ中、サビのところで「WOWO(ウォーウォー)してね!」って言うと、皆さんやってくれます!
あと、曲の冒頭に「臨(りん)・兵(びょう)・闘(とう)・者(しゃ)…」っていうおまじないの言葉が入っているんですけど、舁夫さんたちみんなで言ってくださるんです! 私たちと客席が、自然と一体になっているような感じですね。
──ミュージックビデオでお気に入りの部分はありますか?
そうですね…。“残念なメンバー”が現れる場面があるんですけど、5人がそれぞれ変顔をして、それを編集でさらにゆがませているんです。でも、私だけ加工が雑で!(笑) 元の変顔が結構残っちゃっているんです…。そこが逆に、見どころですね(笑)。
それから、情熱的な歌詞も気に入っています。私の担当部分ではないのですが、「本当の敵は自分自身さ」のところが特に!
'16年はいろいろなことに挑戦した自分との戦いの年だったので、「深いな…」と思って。
──挑戦と言えば、芥川賞作家・羽田圭介さんの最新作「コンテクスト・オブ・ザ・デッド」の表紙に、ゾンビ女子高校生役で登場したことも衝撃的でした。
そうなんです。あのゾンビメークはCGなので、撮影の時には普通の女子高校生姿だったんです。演技の勉強になると思ったので一生懸命「ゾンビになったつもり」の表情をしたんですけど、出来上がったものを見て、自分でもびっくりしました!
相当怖いですよね! 自宅にも置いてあるんですけど、表紙が見えないように伏せてあります(笑)。
──羽田さんとは出版記念イベントで対面されていましたが、羽田さんはどのような反応でしたか?
羽田さんに初めてお会いした時には、「あー、きれいな子が立っているなーと思っていたら、表紙の一ノ瀬さんだったのか!」と言われました(笑)。ゾンビ女子高校生の完成度を喜んでくださっていたので、私もうれしかったですね。
──表紙に関しては「ミスiDの誰かが登場」という形で最初に告知されていたのですよね?
はい。「ゾンビ役の子は誰だ?」っていうクイズキャンペーンをやっていたのですが、舁夫さんの中には羽田さんのファンの方もいて。「みかちゃんでしょ」ってTwitterにコメントが寄せられていたりもしたんです。
その時はまだ正解を言っちゃいけなかったので、私はニヤニヤしながら見ていました(笑)。
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