2/4(土)、映画「咲-Saki-」の公開記念舞台挨拶が開催され、主演の浜辺美波ほか出演者と小沼雄一監督がTOHOシネマズ日本橋の観客前に登場した。
同作は、マージャン競技人口が1億人を超え日本でも大規模な大会が開催されている世界を舞台に、女子高校生たちがマージャンに打ち込む姿を描くというユニークな設定の人気青春漫画の実写化。
今回登壇したのは主役の宮永咲を演じた浜辺美波ほか、同じく女子高校生雀士を演じた浅川梨奈(SUPER GiRLS)や、古畑星夏、山田杏奈、岡本夏美、長澤茉里奈、監督の小沼雄一。
若手女性タレントが多かったため、舞台挨拶はガールズトークさながらの盛り上がりを見せた。
中でも一番盛り上がったのは古畑の“天然”っぷりが発揮された、観客へのサイン入りポスタープレゼントの抽選。
映画館の座席番号が書かれた紙を出演陣が引き、その番号を自身で読み上げる方式だったのだが、古畑は「O(オー)の8番」を「0(ゼロ)の8番!」と自信満々に誤読、司会者に「オーですね!!」と勢い良くツッこまれ会場が笑いに包まれた。
さらに、他の出演者からも「(古畑は)そういうとこあるよね」「昨日から考えていたんですか(笑)?」とイジられる始末。
古畑が「いや、ちょっと待って…!」と、紙に書かれた文字が紛らわしいせいにしようと抵抗していたことも、また笑いを誘っていた。
終始楽しい雰囲気で進んだ舞台挨拶だったが、監督の小沼、主演の浜辺ともに、人気漫画の実写化ということに相当なプレッシャーがあったことも明かされた。
小沼は「漫画原作の実写化作品は、原作ファンから厳しい意見をもらうことが多いし、私もそういう気持ちになったことがあった」、浜辺は「原作が愛されているため、すごく不安でした」と話した。
しかし、だからこそ小沼は「今回はあまり実写化が好きではない人にも楽しんでもらえるように、キャストとともに一所懸命に作りました」「二次元は二次元で楽しみたいという人も(映画館で)待っています」と意気込みを語った。
映画「咲-Saki-」はTOHOシネマズ日本橋ほか全国で上映中。
映画に先駆け’16年12月にTBSほかで放送された連続ドラマでは、主役の宮永咲ら清澄高校マージャン部が県予選に向かう姿が描かれたが、劇場版では県大会を舞台にライバル校との激しい戦いが展開される。
監督も出演陣も“エゴサーチ”で、感想などをチェックしているとのことなので、読者のみなさんも応援、意見、古畑へのツッコミなど、SNSで発信してみては?
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