「奪い愛」の怪演光る水野美紀『実際の私は善良(笑)』

2017/02/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

嫉妬のあまり飛び出す猟奇的な言動で、視聴者を震え上がらせている蘭(水野美紀)(C)テレビ朝日


倉科カナ主演の恋愛ドラマ「奪い愛、冬」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が、目下放送中。鈴木おさむが脚本を手掛ける完全オリジナル作品で、男女の“奪い合い”を描いた、ドロドロしながらもキュンとする“ドロキュン”ストーリーが展開されている。

個性的な人物が多い同作だが、中でも倉科演じる光に激しい嫉妬心を燃やす、蘭(水野美紀)の言動が怖いと話題に。そこで、怪演が光る水野の胸中に迫った。

――蘭は猟奇的な言動が話題の役どころですが、役についてどう思われますか?

彼女は100%のヒール役じゃないですか。実際の私はとても善良なおとなしい人間なので(笑)、あんな一面はないですね。

――蘭以外にも、非常にあくの強い人物が多いですね。

これだけ敵が多い恋愛ドラマというのも見たことないなと思いまして。しかも敵がみんなボスキャラ級の、かなりの強敵なんですね。この攻撃を全部受けていく倉科さんは大変だろうな、と思っています。

――夫の信を演じる大谷亮平さんについてはいかがですか?

大谷さんは大阪育ちでバリバリの関西人のはずなんですけど、関西人っぽい要素が垣間見えてこないので、まだ何か隠れてる一面があるんじゃないかな(笑)。

――最後に、見どころを教えてください。

いじめられて苦悩して耐える倉科さんが妙に魅力的で、色っぽいんですよ。私も今まで感じたことのないような、ちょっとしたマゾヒズムをくすぐられるというか。その辺も見どころの一つなんじゃないかなと思います。