高校教師(2003年版)のあらすじ
雛(上戸彩)は、脳腫瘍を患っているのは湖賀(藤木直人)なのか知るため大学病院へ。そこで湖賀にウソをつかれていたことを知り、一転して「先生は人間じゃない」と湖賀への嫌悪感を示す。湖賀は真美(蒼井優)との会話から、原因は悠次(成宮寛貴)だと推測。悠次を追及するが、「もうあんたなんか怖くねえ。消えな」と、あしらわれてしまう。やつれ衰えた湖賀は百合子(真野あずさのもとへ。百合子は、雛は依存を愛と錯覚していたと訓示。だが、湖賀は愛が一瞬で消えるものとは信じられず錯乱してしまう。
湖賀(藤木直人)と雛(上戸彩)の絆が強まったことを、百合子(眞野あずさ)は敏感に悟る。「優しく雛に看取られたい」と言う湖賀に、百合子は医師と患者の関係に戻ることを決意する。一方、風俗店で働く紅子(ソニン)は、店に通う藤村(京本政樹)を「無理せずもとをとれば」と誘惑。とっさに藤村は紅子の首に手をかけてしまう。そんな折、真美(蒼井優)から雛が脳腫瘍を患っていると聞いた悠次(成宮寛貴)は、湖賀がウソをついていると確信。悠次に真実を聞いた雛は、湖賀を信じようとしながらも疑念がわいてくる。
恋愛にあこがれる雛(上戸彩)は、湖賀(藤木直人)との関係を紅子(ソニン)に相談する。雛は、湖賀の部屋でキャミソール姿になり湖賀の帰りを待ち伏せ、「抱いて」と迫る。しかし、湖賀は「君がいなくなった後、引きずってしまう」と言い、雛を拒否。その場では取り繕う雛だが、心に深い傷を負う。 後日、雛は「正太(斉藤祥太)とつきあう」と湖賀に告げる。湖賀はショックを受けた自分に気づく。 一方、紅子は悠次(成宮寛貴)に貢ぐ金を稼ぐため風俗嬢を続けていた。藤村(京本政樹)は、紅子が学校に戻れるように、風俗店に通いつめ紅子の時間を買う。紅子は藤村に心を開いていく。