デュラララ!!のあらすじ一覧
目を背けてきた過去に向き合う覚悟を決めた正臣は、因縁深い廃工場に乗り込む。そして、正臣、帝人、杏里の3人が一堂に会するときが来た。ごく普通の高校生として出会い、仲を深めた3人は、互いに打ち明けられない思いを抱えたまま、ある答えを見つける。池袋の住人たちを巻き込んだ抗争の結末とは……。≫脚本＝高木登 演出＝古谷田順久 絵コンテ＝寺東克己 作画監督＝奥野治男
ひとり悩む正臣（まさおみ）のもとに、一本の電話がかかってきたころ、帝人はセルティとともにある場所に急行。そして、驚愕の事実を知った杏里（あんり）はいてもたってもいられず、いずこかへと駆け出していた。それぞれ秘密を抱えた彼らの心が信頼と疑惑と不安でないまぜになる一方で、混迷を極めていた事態は急速に収束へと向かう。≫脚本＝高木登 演出＝八瀬祐樹 絵コンテ＝寺東克己 作画監督＝青野厚司
黄巾賊の暴走はとどまることを知らず、ダラーズのメンバーたちの不満は限界に達していた。帝人は、ダラーズ専用掲示板に書かれたメンバーたちの思いを受け止めながら、事態の収拾をはかるべく必死に考えをめぐらす。同じころ、日本刀をもった人物の正体に気づいた黄巾賊は、その人物を捕らえようと追い詰める。≫脚本＝吉永亜矢 演出・絵コンテ＝川面真也 作画監督＝田中織枝
斬り裂き魔の正体がダラーズだと確信した黄巾賊が、ダラーズ狩りを始めた。池袋の街で暴れ回る黄巾賊に帝人の友人も襲われ、けがを負ってしまう。傷ついた友人の姿にショックを受けた帝人は、ダラーズの存在意義について思い悩む。≫脚本＝根元歳三 演出・絵コンテ＝梅本唯 作画監督＝久木晃嗣
ダラーズの一員である首なしライダーが、日本刀を手にした人物を助けたことにより、黄巾賊はダラーズへの疑いをさらに深める。しかし、正臣は、今は消滅したカラーギャング”ブルースクウェア”の残党がダラーズに入り、かつて対立した黄巾賊に恨みを晴らしているのではと推測。真相を確かめるべく、元ブルースクウェアのメンバー・門田（かどた）のもとへ向かう。≫脚本＝村井さだゆき 演出＝篠幸浩 絵コンテ＝大畑清隆 作画監督＝飯田宏義
斬り裂き魔の正体をめぐり、互いが犯人だと疑うダラーズと黄巾賊の間でいさかいが起こりはじめていた。なんとか事態を収束させようとする帝人（みかど）の思いとはうらはらに、両者の対立は深まる。一方、最近、正臣のようすがおかしいと感じた杏里（あんり）は、その原因を確かめようとする。≫脚本＝太田愛 演出＝八瀬祐樹 絵コンテ＝寺東克己 作画監督＝奥野治男、薮野浩二
斬り裂き魔や黄巾賊（こうきんぞく）の暗躍で混乱していく池袋の街のようすに、臨也（いざや）は自分の思惑どおりに事が進んでいると、楽しげに口元をゆがめる。同じころ、正臣（まさおみ）はとある廃工場でひとり物思いにふけっていた。脳裏を駆け巡るのは、病院で自分を待ちつづける少女・三ヶ島沙樹（みかじまさき）の存在。そして、かつて臨也から告げられた「過去からは逃げられない」ということばだった。≫脚本＝高木登 演出＝松田清 絵コンテ＝今掛勇 作画監督＝小倉典子
杏里の前に現われた少女は、贄川の娘・春奈だった。妖刀”罪歌”の力で多くの斬り裂き魔を生み出し、操る春奈。彼女と杏里が対峙する中、南池袋公園では斬り裂き魔の集団が静雄を囲んでいた。だが、静雄は臆（おく）するどころか嬉々とした表情を浮かべ、次々と敵を打ち倒していく。≫脚本＝根元歳三 演出＝川面真也 絵コンテ＝名村敏之 作画監督＝青野厚司
斬り裂き魔に襲われる杏里の姿を、偶然目にした青年・門田京平（かどたきょうへい）は、仲間とともに彼女を助けようとする。彼らに静雄とセルティも加勢し、ついに斬り裂き魔を倒す。斬り裂き魔の正体も判明し、一同は胸をなで下ろすが、自宅に帰った杏里のもとにひとりの少女がやってきて……。≫脚本＝吉永亜矢 演出＝古谷田順久 絵コンテ＝寺東克己、上坪亮樹 作画監督＝田中織枝
熱心に取材を続けたすえ、贄川（にえかわ）は、池袋最強とうたわれる男・平和島静雄（へいわじましずお）の存在にたどり着く。静雄の強さの秘密に迫るべく、すし屋を営む外国人や裏社会を仕切る粟楠（あわくす）会幹部、首なしライダーと、さまざまな池袋の住人たちのもとを訪ね歩く贄川。ますます静雄への関心を高めていた彼に、突如、何者かが襲いかかる。≫脚本＝村井さだゆき 演出・絵コンテ＝梅本唯 作画監督＝久木晃嗣
杏里（あんり）たちが斬り裂き魔に襲われた夜、帝人（みかど）やセルティが使っているチャットルームに罪歌（さいか）と名のる者が現われ、犯行を思わせる謎めいたことばを書き込んでいた。同じころ、斬り裂き魔の正体がダラーズの一味だという噂に疑問を感じた帝人は、協力を申し出たセルティといっしょに、真の犯人とその目的を探ろうとする。≫脚本＝太田愛 演出＝山崎みつえ 絵コンテ＝大畑清隆 作画監督＝中野圭哉、田村一彦
自分を取り戻そうと帝人に襲いかかった誠二に、首に傷のある女は真実を告白する。その驚愕の事実に、打ちのめされた誠二は呆然とし、壮絶な怒りに駆られたセルティは、その場を後にする。≫脚本＝高木登 演出＝川面真也 絵コンテ＝川面真也 作画監督＝青野厚司
一見、関連性のない事件や人物たち。そして、創設者不明の謎（なぞ）多きカラーギャング”ダラーズ”。すべてのパズルのピースがそろったとき、ひとつの確信を得た帝人は、池袋の雑踏の中で波江と対峙し、すべての謎と欺瞞（ぎまん）を暴こうとする。セルティは、そんな2人をひそかに見つめながら、己の存在意義について考える。≫脚本＝根元歳三 演出＝古谷田順久 絵コンテ＝大畑清隆 作画監督＝奥野治男
池袋の街角で、首に傷のある女性とぶつかった帝人（みかど）は、首なしライダーに追われている彼女をとっさにかくまう。その女性を、ひとまず自宅に連れ帰った帝人だが、記憶がないという彼女のことばに困惑。今後について正臣（まさおみ）に相談をもちかけるものの、しばらくようすを見るしかないという結論にしか至らず、頭を抱える。≫脚本＝太田愛 演出・絵コンテ＝梅本唯 作画監督＝久木晃嗣
矢霧（やぎり）製薬の重役・矢霧波江（なみえ）はひどくいらだっていた。それというのも最愛の弟・誠二の行方がいっこうにつかめないからだ。波江は、手がかりを求めて新宿一の情報屋と名高い臨也（いざや）に接触をはかる。そんな姉の行動を意に介することなく、当の誠二は、首に傷のある女性とともに池袋の街をさまよいつづけていた。≫脚本＝吉永亜矢 演出＝山本天志 絵コンテ＝寺東克己 作画監督＝ふくだのりゆき
首なしライダーこと、セルティ・ストゥルルソンは、かつて何者かに奪われた自分の”首”の行方を追いつづけていた。池袋近辺に首の気配を察知したものの、なかなか見つからないことに焦りが募ったセルティは、同居している闇医師・岸谷新羅（きしたにしんら）と口論し、家を飛び出してしまう。≫脚本＝吉永亜矢 演出＝市村徹夫 絵コンテ＝今掛勇 作画監督＝中村深雪
”池袋で一番強い男”として”最凶（さいきょう）”の名をほしいままにする青年・平和島静雄（へいわじましずお）は、最近、原因がわからないいらだちにさいなまれていた。いっこうに収まる気配を見せないいらだちの原因を考えながら、池袋の街を歩く静雄。そんな彼の脳裏には、少年時代から学生時代のさまざまな記憶が思い起こされていた。≫脚本＝根元歳三 演出＝八瀬祐樹 絵コンテ＝大畑清隆 作画監督＝倉狩真吾
近ごろ、池袋から渋谷の一帯で、地方から家出をしてきた者や不法滞在者など、姿を消しても痕跡（こんせき）が残らない人々をターゲットにした”人間狩り”が横行していた。そしてきょうも、若者たちが鉄パイプを片手に、不法滞在者が隠れ住んでいる廃ホテルに侵入。逃げ惑う人々を”商品”と呼び、楽しそうに捕まえていく。≫脚本＝太田愛 演出＝古谷田順久 絵コンテ＝松尾衝 作画監督＝田中織枝
ゴシップネタを扱う雑誌記者・贄川周二（にえかわしゅうじ）は、次のネタに”池袋最強”を選ぶ。早速、取材をしに池袋に向かった贄川だが、人々が挙げる最強の存在はばらばらで、候補を絞り込めずに頭を悩ます。≫脚本＝村井さだゆき 演出・絵コンテ＝川面真也 作画監督＝奥野治男
