明日の光をつかめのあらすじ一覧
最終回 豊子（大平奈津美）の兄にけがを負わせたとして、修治（渡辺いっけい）が警察に連行される。豊子は修治の無実を訴え、修治も身の潔白を主張するが、全く聞き入れられない。そんな中、祐介（川崎麻世）はこの機に乗じてたんぽぽ農場を閉鎖に追い込み、遙（広瀬アリス）や豊子は親元に連れ戻されることに。ほかの子供たちはそれぞれ別の施設に預けられることになるが、有里（矢沢心）に心配を掛けまいと気丈に振る舞う。やがて、たんぽぽ農場が最後の日を迎える。しかし、閉鎖に納得がいかない子供たちは突然たんぽぽ農場に籠城。警察が出動する大騒ぎに発展する中、翼（榊原徹士）は修治を釈放させるためにある作戦を考えつき、子供たちと共に実行に移す。
”希美”と名前を偽っていた豊子（大平奈津美）が出産した赤ん坊は、健と名付けられる。たんぽぽ農場の子供たちが健をかわいがる一方、豊子は面倒を見ようとせず、遙（広瀬アリス）たちは心配する。さらに豊子は家族に出産を知らせることを拒み、直後、姿を消す。その間、たんぽぽ農場では沙也加（佐藤未来）が熱心に健の世話を焼く。母に捨てられた過去を持つ沙也加は、健にかつての自分を重ね、母への思いを募らせていた。一方、夏休みの後も農場で暮らすつもりだった遙は翼（榊原徹士）から、家族のために家に帰るよう勧められる。遙は気持ちを理解してくれない翼に不満を持ち、二人の気持ちは擦れ違い始める。
助産師として働く有里（矢沢心）がトラブルに巻き込まれ、たんぽぽ農場を去る。子供たちは合唱祭に出られなかったことも重なり、深く落ち込む。遙（広瀬アリス）も、変わらず続く祐介（川崎麻世）の嫌がらせに、責任を感じていた。翼（榊原徹士）は一同の暗い雰囲気を変えるため、農場のホームページを作ろうと提案。そんな翼の姿勢に刺激され、遙らも元気を取り戻す。その後、母・美佐子（舟木幸）とその不倫相手の家を黙って飛び出してきた遙の弟・翔（清水優哉）が、たんぽぽ農場で一緒に暮らすことが決まる。そんな中、農場に身を寄せる希美（大平奈津美）の陣痛が始まる。希美は痛みをこらえながら、修治（渡辺いっけい）に意外な事実を明かす。
翼（榊原徹士）らの努力が実を結び、たんぽぽ農場が運営する食堂や野菜の直売所がにぎわい始める。農場が活気づくが、遙（広瀬アリス）は、母・美佐子（舟木幸）が弟・翔（清水優哉）を連れて家を出たことで落ち込む。いち早く遙の思いに気付いた翼は、美佐子の不倫相手が勤める病院に会いにいくよう勧める。一方、アヤメ（外岡えりか）らは秘密めいた二人の行動を怪しみ、遙が妊娠しているのではないかと誤解。大騒動を巻き起こす。そんな中、修治（渡辺いっけい）は、野菜に歌を聴かせて育てることを思い付き、子供たちに畑でのコーラスを提案。一同が冷めた態度を取る中、お調子者の孝介（高橋賢人）だけが協力的な姿勢を見せる。
