モメる門には福きたるのあらすじ一覧
神谷（湯江健幸）の下で、あるセクハラの案件を手伝う夏希（白石美帆）は、依頼人の男性・川島（本多力）が、女性上司の和田（田中広子）から嫌がらせを受けていると知り驚く。さらに詳しく話を聞く夏希だが、セクハラとは関係ない方向に話が進み困惑する。そんな中、春江（星由里子）の老人ホームを訪ねた夏希は、春江と楽しそうに談笑するさくら（中村玉緒）を目撃。ホームに通っていることを夏希に秘密にしていたさくらは、近くに用があったと慌ててごまかす。数日後、夏希は老人ホームから、「春江の弟」と名乗る人物から土地贈与の件で印鑑を押してほしいという電話があったと連絡を受ける。
夏希（白石美帆）が共同生活をしている家に、結衣（草刈麻有）宛ての封書が届く。夏希が結衣から聞いていた請求書が入っていると思い開封すると、「中垣内検事（山中聡）が多くの愛人と不倫している」との文書が入っており、夏希は慌てる。結衣も愛人の一人なのではないかと疑う夏希は、事務所で本人に確かめようとするが、そこに現れた中垣内と鉢合わせしてしまう。そんな中夏希は、婚約不履行の案件を担当することに。だが、婚約破棄の真相を詳しく聞き出そうとした夏希は「法律に関係ないことまで請け負うな」と神谷（湯江健幸）からくぎを刺されてしまう。
夏希（白石美帆）と香苗（山田キヌヲ）は、老舗和菓子店に嫁いだ良美（宮地眞理子）の離婚訴訟の案件を担当することに。夏希は、別れられるなら子供を手放してもいいと言う良美に圧倒される。親権を主張しない良美に自分の母親の姿を重ねた夏希は、「無責任なのでは」とこぼす。だが香苗は、夏希こそ傲慢ではないかと反論。そんな二人のやりとりにさくら（中村玉緒）は、「もっとたくさんもめてください」と若い二人を応援する。一方、結衣（草刈麻有）らは、神谷（湯江健幸）の下で名誉毀損の問題を扱うことになるが、対象がイヌだと分かると、神谷は結衣らに丸投げしてしまう。
市川（伊東四朗）がさくら（中村玉緒）の事務所に現れ、ある産婦人科で10年前に発生した”子供取り違え事件”を引き受けてほしいと頭を下げる。難しい案件にもかかわらず、さくらは事務所のエース弁護士・神谷（湯江健幸）や優作（山口馬木也）ではなく、司法修習生の夏希（白石美帆）に担当を命じる。夏希は被害者の白井夫妻、黒田夫妻との打ち合わせ日時を別々に設定するが、黒田夫妻がアポなしで来訪。両夫妻が鉢合わせしないよう夏希は頭を悩ませる。そんな中、老人ホームで暮らしている夏希の母・春江（星由里子）が、事務所に姿を現す。その姿を見たさくらは、なぜか夏希以上に衝撃を受ける。
