マッサンのあらすじ一覧
真実を打ち明けられたエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、号泣し放心状態に。そんなエリーに政春(玉山鉄二)は子供の分まで精いっぱい生きなければならないと語り、エリーを強く抱きしめる。その話を聞いた鴨居(堤真一)は、明日から政春に出勤するよう英一郎(浅香航大)に伝言し去る。
山崎工場の俊夫(八嶋智人)らは、政春(玉山鉄二)不在で試験がうまくいかず焦る。そんな中、政春はキャサリン(濱田マリ)から、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に体の事を早く明かすよう勧められるが、自分には何もできないと苦悩を吐露する。そんな政春にキャサリンは愛があれば乗り越えられると励ます。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が１週間ぶりに帰宅する。政春(玉山鉄二)は英一郎(浅香航大)に「エリーには体のことは黙っておこう」と提案するが、英一郎はキャサリンに話していた。そこへキャサリン(濱田マリ)が現れ、政春に話があると告げる。そんな中、政春不在の山崎工場は大変な混乱を極めていた。
医師からエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が出産の難しい体であることを宣告された政春(玉山鉄二)は、ぼうぜんとする。一方、眠りながらもうわ言で政春に謝るエリーを見た英一郎(浅香航大)もやり切れない思いを抱く。そんな中、見舞いに来たキャサリン(濱田マリ)は、政春と英一郎の態度を不審に思う。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が階段から落ち、流産してしまう。エリーは、キャサリン(濱田マリ)らが見舞いに訪れると笑顔を見せるも、一人になると涙を流していた。政春(玉山鉄二)の励ましでエリーはようやく元気を取り戻すが、そんな時、政春は医師にエリーのことで話があると告げられる。
英一郎(浅香航大)に話があると鴨居(堤真一)が政春(玉山鉄二)の家にやって来る。だが、鴨居がなかなか本題を切り出せずにいると英一郎は２階の自分の部屋へと閉じこもってしまう。鴨居の英一郎への愛情を感じとった政春とエリーは、一緒に食事をして話し合おうと料理を手に英一郎の部屋に向かう。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、英一郎(浅香航大)に自分の父と同じ雰囲気を持つ鴨居(堤真一)の魅力を語る。だが、仕事ばかりで病気の母親の死に際にも現れなかった鴨居を、英一郎はどうしても許せずにいた。そんな時、政春が木材を持って帰ってきて、ある物を作ろうと英一郎に手伝わせる。
英一郎(浅香航大)は、ウイスキー製造は本で学べるから必要ないと言い、やってみないと分からないと語る政春(玉山鉄二)の言葉も響かない。しかし、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)には死んだ母親の姿を重ね、少しずつ心を開いていく。一方、鴨居(堤真一)は英一郎との関係修復に思い悩んでいた。
政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、英一郎(浅香航大)と生活を共にすることになる。だが、英一郎は炊事、洗濯などは自分でするので干渉しないでほしいと心を閉ざす。翌朝、英一郎と一緒にお弁当を作ることになったエリーは、英一郎の母が10年前に亡くなったことを知る。
山崎工場が完成し、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の妊娠も判明した政春(玉山鉄二)は喜びいっぱい。二人は広島の実家、そしてスコットランドのエリーの母親にも子供ができたと手紙を書こうと語り合う。そんな中、政春とエリーのもとに鴨居(堤真一)が長男の英一郎(浅香航大)を連れてやって来る。
ウイスキー造りの職人を探す政春(玉山鉄二)のために、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は広島の俊夫(八嶋智人)に手紙を出し、大阪へ呼び寄せる。だが、政春は鴨居(堤真一)と俊夫は絶対に合わないと不安になる。予想通り俊夫は鴨居に反抗的な態度をとるが、鴨居はそこが気に入ったと入社を認める。
山崎の地がウイスキー造りに適していることを発見した政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)の選択眼に感服する。しかし、鴨居から山崎を選んだのは、鉄道が近くを走り、宣伝のために工場見学を実施する時に便利だからだった。政春はその発想の斬新さに驚き、そして、一緒にやっていけるのか不安になる。
政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、二人で山崎へ工場用地の下見に一緒に行く。消極的な政春にエリーは、政春なら山崎でも工夫してウイスキーが造れるはずと励ます。そして、二人は普段話せなかった思いを語り合う。一方、鴨居(堤真一)は、工場模型を前に山崎の地にある勝算を見出す。
職人採用の面接が始まるが、政春(玉山鉄二)は酒造りの経験ではなく一芸ばかりを見て採用する鴨居(堤真一)にあきれてしまう。さらに、工場の配置に口を出し変えてしまう鴨居に不満が募る。一方、家の改築を進めるエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、日本家屋の素晴らしさを知り、あることを発見する。
政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)から大阪周辺で工場用地を探せと命じられいら立つ。調査報告の席で再度北海道が最適だと主張するが、鴨居は山崎の地を採択。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は仕事の愚痴ばかりでプレゼントの話を聞こうとしない政春に怒り、勝手に家の改築話を進める。
鴨居商店への入社が決まった政春(玉山鉄二)は、就職祝いにエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に何かプレゼントをしたいと提案するが、エリーはなぜか欲しい物を言い出さない。鴨居(堤真一)に工場長を任された政春は、スコットランドに風土が似た北海道に工場を建てる計画を鴨居に説明する。
政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)の下で働くことを決意。エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と共に広島の実家へ報告に行くと、ついに夢と結婚を諦め酒蔵を継ぐ気になったと勘違いする早苗(泉ピン子)が上機嫌で迎える。しかし、鴨居商店に就職し本格的にウイスキー造りを始めると報告すると不機嫌になる。
政春(玉山鉄二)は、化学教師の仕事を引き受けるべきと周囲に促され思い悩む。だが、政春には鴨居(堤真一)と一緒にウイスキー造りをしてほしいエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の気持ちは複雑。一方、ウイスキー技術者を探す鴨居は話を持ち掛けたスコットランド人から政春の名を出され、思い悩む。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の努力が実りようやく政春(玉山鉄二)と鴨居(堤真一)との会談の日を迎える。鴨居の情熱に心打たれた政春は鴨居にウイスキーの原酒を振る舞う。しかし、そこで鴨居は独特なにおいを抑えたウイスキーに改良するよう政春に提案すると、政春は途端に不機嫌になる。
政春(玉山鉄二)と鴨居(堤真一)の会談を成功させるため、最高のおもてなしをしたいエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はキャサリン(濱田マリ)らに相談する。そして早苗(泉ピン子)からもらった給金を使い料亭を借りることに。そして、会談に消極的な政春をエリーは叱咤激励し、いよいよ会談の日を迎える。
