癒し屋キリコの約束

ある日、昭和堂に敦也(小林正寛)と前妻・真里子(川田希)の息子・純也(伊藤歩夢)がやって来る。真里子が大病を患っていると聞いた敦也は、純也と共に彼女が入院する病院へ。すると、すっかり痩せてしまった真里子が目を覚ます。一方、昭和堂では、キリコ(遼河はるひ)が、清助(長谷川朝晴)らから、二人のいきさつを聞く。

• 遼河はるひ
• 前田亜季
• 戸塚祥太
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• 中山来未
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キリコ(遼河はるひ)が乱暴に仲を取り持った落語家のライス(小野ゆたか)と由紀子(伊勢佳世)が、昭和堂に結婚報告をするためやって来る。するとライスは思い出深いこの店で、もう一度落語会を開きたいと言いだす。前回の落語会は全く盛り上がらなかったが、ギャラ無し・場所代ありの条件に、キリコは快諾する。

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竜二(立川三貴)は、娘・奈緒美(安藤聖)の結婚式をボイコットしようと逃げ回っていた有名悪役俳優だということが分かる。しかも本当は式に出たいのだが、娘の“誓いのキス”がどうしても見たくなくて、飛び出して来たのだという。キリコ(遼河はるひ)は、涼(戸塚祥太)に命じ、奈緒美を昭和堂に連れて来させることに。

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昭和堂に人相の悪い男・竜二(立川三貴)がトランクを持って駆け込んで来る。トランクを預かってほしいとにらみ付けてくる竜二に対し、キリコ(遼河はるひ)はちゃっかり金銭を要求。万札をうちわ代わりにして涼むキリコの横で、涼(戸塚祥太)らは、トランクの中身は何か恐ろしいものなのではないかと想像してビクビクする。

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落語家の永楽亭ライス(小野ゆたか)は大学時代の元恋人で、今も未練が残る由紀子(伊勢佳世)を見返そうとしていた。そんなライスのために、キリコ(遼河はるひ)は落語の特別レッスンを始めるが、それはレッスンとは名ばかりの強制労働。しかも最後のレッスンは、由紀子の結婚パーティーの司会進行役で、ライスはぼうぜんとする。

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商店街を盛り上げるため、キリコ(遼河はるひ)らは昭和堂で寄席を開くことに。しかし、やって来た落語家・永楽亭ライス(小野ゆたか)が、モゴモゴと何を話しているのか聞こえないありさま。しびれを切らした客がやじを飛ばし、キリコも面白がってそれに便乗。その後、キリコはライスに特別レッスンを付ける。

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キリコ(遼河はるひ)の計らいで、照美(前田亜季)は自分にDVを働いた上、他に女ができたからと離婚を迫る夫の正義(浜田信也)と昭和堂で会うことに。照美を心配する涼(戸塚祥太)らは、それぞれ準備を整えて彼女を見守る。夫と会う当日、照美は真っ白なドレスを着て店に現れる。その美しさに一同は見とれる。

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キリコ(遼河はるひ)は照美(前田亜季)に、別居中の夫から手紙が届いていると告げる。会いたいと書かれていると知らされた照美は、動揺して頭を抱える。というのも照美は１年ほど前に夫の元から逃げ出していた。そんな中、昭和堂の話題は夫婦のDVに。するとそれを聞いていた照美は息が上がり、ダウンしてしまう。

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照美(前田亜季)の親友・千香(月船さらら)が結婚詐欺に遭っていたと判明。キリコ(遼河はるひ)は、千香から大道寺(斉藤佑介)と名乗る結婚詐欺師と渋谷で会ったと聞き、照美や涼(戸塚祥太)らを連れて、困った人のよりどころ“渋谷駆け込み寺”を営む伝助(石倉三郎)の元へ。一方、当の千香は昭和堂で店番をしていた。

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照美(前田亜季)の元に、洋菓子店の跡取り娘・千香(月船さらら)から思い詰めた様子で電話が掛かってくる。悲嘆に暮れる千香に理由を尋ねる照美だが、全く要領を得ない。心配した照美が今から千香の元に行くと言うが「来ないで！来たら死ぬから！」と突き放される。照美はキリコ(遼河はるひ)と共に千香の部屋へ向かう。

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キリコ(遼河はるひ)は、透子(霧島れいか)の同棲相手・登(伊藤俊輔)を、清助(長谷川朝晴)の和菓子店「銘菓 幻味堂」で働かせることに。ビシビシ指導するつもりの清助だが、登は意外にもキビキビ働く。一方、キリコは透子と足裏マッサージを受けながら「あいつは私がいないとやっていけない」と言う透子の核心を突く。

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「純喫茶・昭和堂」に平手打ちの音がこだまする。頬を押さえているのは小説誌の編集者・透子(霧島れいか)で、店から立ち去ったのは彼氏で売れない作家の登(伊藤俊輔)だった。8歳年下の登を一人前にしようと支える透子だが、登の原稿はものにならない。キリコ(遼河はるひ)は登を本気にさせるため透子の狂言誘拐を企てる。

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照美(前田亜季)は耕平(KAZZ)の家庭を引っかき回しておいて平気でいるキリコ(遼河はるひ)に怒り、「純喫茶・昭和堂」を辞めると宣言。そのまま店を飛び出してしまう。常連客は照美を心配するが、キリコは放っておけばいいと言い放つ。その夜、キリコは店でキララ(中山来未)らとすき焼きの鍋を囲み和気あいあいとしていた。

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キリコ(遼河はるひ)は店の賽銭箱から万札を鷲づかみにすると、そのまま照美(前田亜季)を強引に連れ出す。向かった先は、駅前のロータリーで弾き語りをする春樹(橋本良亮)の元だった。春樹はキリコが涼(戸塚祥太)とキララ(中山来未)に偵察させていた人物で、お金に貪欲なキリコが、なぜか彼のギターケースに万札を投入する。

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キリコ(遼河はるひ)は万引がやめられない母親を助けてほしいと、良太郎(武井証)から相談を受け、万引常習主婦の昌子(ふせえり)をシメる。涼(戸塚祥太)らがヒヤヒヤと見守る中、昌子に目隠しをし、自分の体にいくらの値段を付けるかという謎の質問をぶつける。自分の体に大金を付ける昌子の前に、良太郎が現れる。

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敦也(小林正寛)が「純喫茶 昭和堂」に男子高校生の良太郎(武井証)を連れて来る。敦也は、キリコ(遼河はるひ)に良太郎の悩みを解決してほしかったのだという。良太郎によると、母親の昌子(ふせえり)が万引の常習犯らしいのだが、興味が湧かないキリコは取り合わない。だが、良太郎の家が裕福と知るや、すぐさま行動に移す。

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キリコ(遼河はるひ)はキララ(中山来未)に「“恋愛のプロ”なら、涼くん(戸塚祥太)を落とすことができるか？」と挑発。後に引けないキララは「うん、楽勝」と豪語する。そしてキララがこれまで男に貢がせたお金の全てを賭け、涼をめぐるキリコとキララの勝負が始まる。キララは早速、涼にロックオンして甘えてみる。

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キリコ(遼河はるひ)らは店の常連でもある短大生・本城栞(吉原茉依香)から相談を受ける。キリコは栞の姉でNo.1キャバクラ嬢のキララ(中山来未)に付きまとうストーカー客を退治することに。No.1なら相当稼いでいるはずと、キリコはニンマリ。そしてキララと示し合わせた場所に到着し、キリコらは様子をうかがう。

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嫁しゅうとめ戦争真っただ中の良枝(泉ピン子)と百合子(西牟田恵)が、「純喫茶 昭和堂」にやって来る。キリコ(遼河はるひ)は二人に、お互いの欠点を交互にぶつけ合わせ、先に泣いた方が負けというルールでバトルを始めさせる。するとそこに、百合子の娘・奈緒美(秋月三佳)も現れ、母親と祖母のどちらが敗者になるか見守る。

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• 泉ピン子

「純喫茶　昭和堂」のオーナーであるキリコ(遼河はるひ)は、“癒し屋のキリコ”と呼ばれ、店長の照美(前田亜季)らと訪ねて来た客が抱える問題を鮮やかに解決していた。そんなある日、に、店に百合子(西牟田恵)という女性がにやって来る。百合子は義母・良枝(泉ピン子)との不仲に悩んでおり、キリコに相談を持ちかける。

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