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蘭学を弾圧していた鳥居甲斐守(榎木孝明)が襲われる。伝七(中村梅雀)の調べで、蘭方医の息子・慎吾(堀井新太)が、無実の罪で処刑された父の無念を晴らすために鳥居を襲ったことが判明。鳥居による蘭学への弾圧から江戸の町を守ろうとする遠山左衛門尉(松平健)は、慎吾を救うには証拠が必要だと伝七に伝える。
伝七(中村梅雀)は、お俊(田中美佐子)から突然離縁を請われて驚く。お俊の父・米次(石橋蓮司)が島抜けして江戸に舞い戻ったため、伝七に迷惑が掛からないようにと考えてのことだった。そんな中、同心の死体が見つかる。伝七の調べによって元岡っ引きで、かつて米次を捕らえて島送りにした松蔵(本田博太郎)が疑われる。
伝七(中村梅雀)は、錠前破りの男が殺された事件の捜査を開始。菊乃屋の小春(原田夏希)は客の彦四郎(岡田義徳)に、娘のお美代(中川江奈)の子守を頼まれるが、彦四郎は戻ってこない。小春がお美代を連れて彦四郎の家を訪ねると、その場で怪しい男がお美代を誘拐しようとし、知らせを聞いた伝七は小春らを懸命に捜す。
伝七(中村梅雀)が若い大工・新八がはしごから落ちて死んだ事件を調べていると、はしごに切り込みがあったことを発見。伝七は、新八のいいなずけ・お時(柳生みゆ)に横恋慕した旗本・赤根(相島一之)の犯行ではないかと推理する。新八の死により思い詰めたお時は川に身投げするが、文治(上遠野太洸)に救われる。
伝七(中村梅雀)は、長年の武家奉公を終えて実家に帰ってきたお滝(南野陽子)と再会。かつて伝七はお滝に憧れていたといううわさを聞いて、お俊(田中美佐子)は焼きもちを焼く。弟の嫁と反りが合わないお滝は、悩みを寺の僧・晴瞭(山口馬木也)に相談。真剣に悩みを聞いてくれる僧に、お滝は心引かれるようになる。
中村梅雀、亡き父の姿と重なる「伝七捕物帳」
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2024年5月7日21:00
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2024年5月8日 4:00時点