やすらぎの郷

ドラマ

2017年4月3日スタート　毎週月曜〜金曜昼0.30／テレビ朝日系

第10話やすらぎの郷

“姫”の愛称で呼ばれる永遠のマドンナ・九条摂子（八千草薫）が栄（石坂浩二）に声を掛けてくる。摂子の存在は、テレビ界で功を成した栄をして雲の上と崇める超大スターだ。緊張する栄に摂子は、亡くなった入居者の形見としてもらった古い絵を鑑定して欲しいと頼む。作家の名前は横山大観だった。

第9話やすらぎの郷

一連の話を聞いたマヤ（加賀まりこ）が栄（石坂浩二）の部屋を訪ねてくる。新たなる不吉の到来を予感する栄に、マヤは昔と少しも変わらず意地悪で、そのくせ不思議な説得力を含んだ言葉で部屋の様替えを提案する。さらに、三井路子（五月みどり）のストーリーにまつわる驚きの事実を栄に明かす。

第8話やすらぎの郷

栄（石坂浩二）は路子（五月みどり）の依頼を断るものの、路子が話した発想が頭から離れなかった。栄から詳しい内容を聞かされた真野（ミッキー・カーチス）と岩倉（山本圭）も、男には書けない話だとの結論に至る。だが、話に顔を突っ込んた冴子（浅丘ルリ子）は、絶対に引き受けるべきだと栄をけしかける。

第7話やすらぎの郷

女優・路子（五月みどり）が栄（石坂浩二）の部屋を訪ねてくる。栄の作品で賞を取ったこともある路子は、栄に舞台の台本を書いて欲しいと懇願してくる。テーマは、かつてこの部屋に入居し、いまは亡き女優・栗山たかこと一緒に構想を練った「女の一生」。霊感が強い路子は、前夜もこの件でたかこと話したと語る。

第6話やすらぎの郷

入居して最初の夜、栄（石坂浩二）は気持ち良く眠りにつく。朝だと思って目覚めるとまだ午前２時。不思議な気持ちで栄がタバコに火をつけると、どこからともなく聞こえる猫の声とともに、室内を不気味に動く影が…!?　その後、一睡もできずに朝を迎えた栄に、凉子（野際陽子）が「出た？」と言って訪ねてくる。

第5話やすらぎの郷

栄（石坂浩二）には、中央の居住棟から離れたコテージが用意される。夕方には、古い付き合いの真野（ミッキー・カーチス）と、岩倉（山本圭）が来訪。３人はバー・カサブランカに移動して旧交を温める。そして真野らは、栄が入居した203号室に以前入居していた冴子（浅丘ルリ子）が3カ月で出た理由を話す。

第4話やすらぎの郷

「やすらぎの郷」に到着した栄（石坂浩二）は、その豪華さに目を見張る。名倉みどり（草刈民代）と修平（名高達男）の理事長夫妻に出迎えられた栄は、コンシェルジュの松岡伸子（常盤貴子）から施設のガイダンスを受けると、その充実ぶりに驚く。栄の知る人物も多く入居していると聞き、栄の気持ちは昂ぶる。

第3話やすらぎの郷

テレビに功績のあった者だけが無料で入れる老人ホーム「やすらぎの郷」に入居することを中山（近藤正臣）に打ち明けた翌日、栄（石坂浩二）は東京で最後の夜を迎える。しかし、息子の一郎（水津聡）は仕事、嫁の加奈子（森上千絵）は会合で不在。孫の梢（山本舞香）だけが家に残り、夕飯を作ってくれるという。

第2話やすらぎの郷

栄（石坂浩二）は、東京の家を息子に譲り、自分はテレビに功績のあった者だけが無料で入れる老人ホーム「やすらぎの郷」に入居することを中山（近藤正臣）に告げる。テレビ業界では時々「やすらぎの郷」のうわさが都市伝説のように出回ることがあった。半信半疑の中山に、栄はこれまでの経緯を語り始める。

第1話やすらぎの郷

認知症の妻を看取って半年、ようやく気持ちの整理がついた脚本家の菊村栄（石坂浩二）は、東京を離れる決意を固める。妻・律子（風吹ジュン）の墓前に花を手向け、住職に遺言書を預けた栄はその晩、親友のディレクター・中山（近藤正臣）と会うため、小学校時代の同級生（小松政夫）が営む居酒屋へ向かう。

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