すじぼりのあらすじ一覧
氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)の手ほどきにより、銃器の扱いを身につけた亮(藤原季節)は、速水(高橋和也)や仲間たちを死に追いやった人間への復讐を開始。生きる屍のようになりながらも、亮は復讐心だけを胸に裏切り者を次々と手にかけていく。そんな亮を排除したい大内組は、二人組の殺し屋を差し向ける。
速水(高橋和也)の死を受けて速水組が消滅したことにより、速水組のシマを狙う争いが勃発。仁龍会に寝返っていた目黒(ウメモトジンギ)は、かつて速水の兄弟分だった氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)に助けを求める。一方、満身創痍で夢と現実の間をさまよい続ける亮(藤原季節)も、この二人に助けられていた。
組員には告げず一人で大内組へと向かった速水(高橋和也)は、自分の指と引き換えに組を守ろうとする。だが、そこでは思わぬ事態が待ち受けていた。一方、武石(篠原篤)も速水に黙って仁龍会を攻めるが、相討ちとなり命を落としてしまう。それぞれの覚悟もむなしく速水組は消滅し、亮(藤原季節)も何者かに監禁される。
亮(藤原季節)は、凶弾に倒れた松原(能塚昌大)と同じ龍の刺青を入れ、松原を撃った犯人への敵討ちを決意する。亮の記憶にある犯人の目は、間違いなく仁龍会・兵頭(宮城大樹)のものだった。いきり立つ亮だったが、速水(高橋和也)から敵討ちを禁じられてしまう。一方で、速水は自らのけじめをつけるため大内組へと向かう。
松原(能塚昌大)が速水(高橋和也)の盾となり、凶弾に倒れてしまう。葬儀に参列した亮(藤原季節)は、自らも侠道を生きてきた松原の父が、「息子が極道として天寿を全う出来たことが誉れ」と言い切る姿を目の当たりにする。その姿が頭から離れない亮は、自分の父親と激しく対立する。
金光(浜田学)の遺体が発見されたことで、速水(高橋和也)と亮(藤原季節)は速水組の上部組織である大内組の組長・大石(六平直政)に呼び出される。亮はなぜか大石に気に入られるが、その様子を見た速水はあえて亮を組織から遠ざけようとする。一方、友人を失った和也(水石亜飛夢)は、ある集団に近付こうとしていた。
「暴力」「殺し」という裏社会の現実を目の当たりにした亮(藤原季節)は、速水(高橋和也)からもう組に近づかないよう釘を刺される。クラブでの一件から和也(水石亜飛夢)や祥平(坂口涼太郎)との関係もギクシャクし、亮はいら立ちを募らせていく。そんな中、速水組の構成員・反町(石川雄大)が何者かに拉致される。
亮(藤原季節)が速水組に出入りし始めたことで気が大きくなった和也(水石亜飛夢)が、クラブで組の名を騙りトラブルを起こしてしまう。そこは速水組の親戚筋でライバル関係にある仁龍会の“シノギ”の店だった。仁龍会の幹部・金光(浜田学)は、亮を借金のカタにハメようと画策。亮は次第に追い詰められていく。
追われていた亮(藤原季節)を助けたのは、偶然居合わせたやくざの親分・速水(高橋和也)だった。亮は速水への迷惑料代わりに、組の仕事を手伝い始める。だが、パソコン仕事だけのはずが、なぜか「キリトリ」と呼ばれる借金の取り立てに駆り出される羽目に。取り立てに訪れた現場で、亮は思いがけない行動を取る。
大学4年生の亮(藤原季節)は、大学からドロップアウトしかけ、家では父親に小言を言われるという鬱屈とした日々を過ごしていた。ある日亮は、出来心から悪友の和也(水石亜飛夢)、祥平(坂口涼太郎)と共に大麻泥棒を計画。大麻が大量に隠されているというクラブに潜入するが、思いもしなかった事態に巻き込まれる。
