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2020年11月30日-2021年5月14日/NHK総合
30歳になった千代は、一平と充実した日々を送っていた。鶴亀家庭劇は、「頑張れ!集配婆さん」という戦争を題材にした愛国ものの芝居で人気を博す。
警察署の接見室を訪れた千代はテルヲと面会し、これまでテルヲがしてきたことを恨み続けると言い放つ。テルヲは、誠心誠意頭を下げて必死に謝罪する。
取材当日、稽古場にテルヲが顔を出す。千代らを見守るテルヲの前に取り立て屋が現れ、テルヲの借金の返済を千代に迫って騒動になり警察沙汰になる。
テルヲは、千代は女優を辞めて母親として幸せになるべきと考える。一方、鶴亀家庭劇の評判を聞き付けた東京の演劇雑誌から、取材依頼が舞い込む。
これまでのことを謝罪したいと懇願するテルヲに対し、千代は冷たく拒む。しかし、千代の態度にもめげないテルヲはしつこく千代らに付きまとう。
チャプリンの観劇を懸けた公演を無事に終えた千代らは、これまで以上に絆を深める。そんな中、ひどい身なりをしたテルヲが「岡安」に姿を見せる。
千之助は万太郎への思いの本音を千代と一平に吐露し、力を貸してほしいと頭を下げる。一平らは劇団員全員で作り上げた新作で、万太郎一座に勝負を挑む。
千代は万太郎から鶴亀家庭劇が勝てない理由を千之助に聞くようにと言われる。千代は万太郎一座に勝つ方法を聞くため、千之助の元へ向かう。
千代は、万太郎一座に捕まった小山田(曽我廼家寛太郎)を助けるため彼の元へ。そこに万太郎が現れ、千代は千之助と仲たがいをした理由を聞き出す。
鶴亀家庭劇と万太郎一座の次の公演で、客足の多い方がチャプリンに芝居を見てもらうことに。千之助は気合が入り過ぎて劇団員たちを振り回す。
一平と結婚して3年がたった千代は、座長の妻として鶴亀家庭劇を支えていた。そんな中、チャプリンの来日が決まり、大山はあることを思い付く。
天海のある事実を知った一平は、襲名公演で芝居をやめる決心をする。そんな中、天海親子の全てを知るハナから天海の思いを託された千代は、一平に伝える。
千代と一平は当時の天海からは想像できない事実を突き付けられ、ぼうぜんとする。その頃、千之助は天海から口止めされていたことを一同に打ち明ける。
千代は夕に襲名を説得してもらうため、一平を連れて京都へ向かう。夕を捜し始めた千代らは、カフェー「キネマ」の常連客から夕に関する手掛かりをつかむ。
母・夕を追い出した天海を恨む一平は、二代目天海天海の襲名を断る。劇団員たちが一座の存続を危惧する中、千代は一平に襲名してもらう妙案が浮かぶ。
千代はヨシヲの一件以来、一平に対して気まずい思いを抱く。程なく、千代はハナ(宮田圭子)に頼まれ、突然1人暮らしを始めた一平の元を訪ねる。
千代はヨシヲの説得に失敗する。ヨシヲと会った一平は大阪に来た当時の千代の思いを代弁。だが、ヨシヲは仲間から劇場に火を付けるよう追い詰められる。
ヨシヲが脅迫電話にも関与していることを知った千代はショックを受ける。社長の大山に相談しようとする一平に対し、千代は自分が説得すると告げる。
千代の前にヨシヲが現れる。久しぶりの再会を喜ぶ千代は、ヨシヲに芝居を見せることを約束するが、劇場に脅迫電話が入り、鶴亀家庭劇の公演が中止になる。
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2024年11月24日21:00
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