凍てついた愛

デギルのひき逃げ事件の目撃者・ドゥクチョルから、ジンピョ理事長の犯行を裏付ける画像と音声データが送られてくる。さらに、部屋の金庫に隠されていた数々の証拠の存在がウンジュから暴露される。そんな中、地方に移り住むことになったジュンソクに、ソンホは一冊のノートを手渡し、ある約束をする。

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ジュンソクに突き落とされたのかという家族からの問い掛けに、ソンホは「事故だった」と答える。その頃、ジュンソクは警察署に出頭し、ソンホを突き落としたのもダヒを襲ったのも自分だと自白する。ジンピョ理事長と口論になり精神的に追い詰められたジュンソクは、マンションの屋上に行き、飛び降りようと足を踏み出す。

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ソンホは家族の呼び掛けにゆっくりと目を開ける。ソンホが長い眠りから目を覚ましたという知らせに周囲の人たちは喜びの声を上げる中、ジュンソクはソンホに不利な証言をされるのではないかと恐れる。翌日、ジュンソクの机には「死んでソンホにわびろ」などの罵詈雑言が書かれた付箋が大量に貼られていた。

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ジュンソクがウンジュと一緒に空港に向かおうとする中、パク刑事らはウンジュたちを自宅の前で待ち構えていた。ウンジュは取り調べで、自殺に偽装したのはデギルに脅迫されたからだと主張する。故意による犯行だと立証できない場合、ウンジュの刑罰は罰金刑になるだろうと伝えられたイナは愕然とする。

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パク刑事はジンピョとウンジュがデギルと連絡を取り合っていたことを突き止める。さらに、ウンジュがデギルに現金らしきものを渡していた映像が見つかり、ウンジュは取り調べのため警察に出向く。一方、ムジンがソンホの携帯電話を見つけると、その中には、事件当日のソンホとジュンソクの会話が残されていた。

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妻の葬儀を抜け出したデギルはムジンに電話を掛け、事件当日のことを全て話すと言った時、デギルはトラックにはねられ、そのまま死亡する。犯人の捜査が困難を極める中、ジンピョ理事長からデギルがひき逃げ事故で死亡したことを聞かされたウンジュは、ジンピョがひき逃げ事故の黒幕ではないかと疑う。

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パク刑事から事件当日に空白の時間があることを告げられたウンジュは「受験のことで息子と口論になり、途中で車を止めて話し合っていた」と答える。しかし、ジュンソクからも当日のことを詳しく聞きたいと言われ、ウンジュは不安を募らせる。一方、ムジンがソンホの病室を訪ねると、ソンホが窓際に立っていた。

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ウンジュは、ムジンとイナがダヒの両親に会いに行ったことを知ると、ジュンソクの悪行がムジンたちに知られてしまったのではないかと恐れる。そんな中、ジンピョ理事長はジュンソクにイギリス留学の話を持ち掛ける。その頃、ムジンはソンホの担任・ジヌに会い、ダヒが不登校になった日にちを確認する。

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転落事故はいじめが原因で、それに関わった理事長の息子に処罰が下されなかったという内容の記事が発表される。そんな中、ムジンとイナはソンホとジュンソクのクラスメイト・ダヒの両親を訪ねると、彼らから「ダヒはソンホにレイプされた」と聞かされる。ソンホのことを罵るダヒの両親を前に、二人は言葉を失う。

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ムジンは、事件の第一通報者であるデギルが防犯カメラの映像を意図的に消したのではないかと疑い、問い詰める。しかし、デギルは事件のことについてはかたくなに口を閉ざす。その頃、イナは塾の前で待ち伏せし、ジュンソクから事件当日のことを聞き出そうとする。イナの真摯な問い掛けにジュンソクは心を動かされる。

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入手したICレコーダーに入っていたジュンソクとソンホの会話を聞いたウンジュは、ジュンソクの裏の顔を知りショックを受ける。一方、イナは事件当日の防犯カメラの映像にウンジュの乗用車が映っていることに気付く。イナは、ウンジュがジュンソクをかばうために嘘をついていたことを知り、怒りに震える。

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ジンピョ理事長が投げ捨てたICレコーダーには、事件直前のジュンソクとソンホの会話が録音されていた。一方、イナは、ジュンソクがいじめの首謀者だったことを知っていたのではないかとウンジュを問い詰める。そんな中、デギルは自分の身を守るためジンピョと交渉しようと試みるが、逆に息子を人質に取られてしまう。

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セア教育財団のジンピョ理事長は、デギルからICレコーダーを渡される。一方、イナはソンホの同級生で、いじめに苦しんでいたドンヒから、事件直前にソンホと会ったことを聞く。イナは、ドンヒがソンホとの別れ際に「また明日」と言われていたということから、ソンホが自殺を図っていないという確信を持つ。

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ウンジュがひそかに会っていた人物は、人物は事件の第一通報者である警備員・デギルだった。デギルはウンジュがソンホを自殺に見せかけるために彼の靴を屋上に置いたことも知っており、ウンジュは事件のことを口外しないようデギルに念を押す。そんな中、イナは、靴ひものことをなぜか知っていたウンジュに疑いを持つ。

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イナとムジンは意識不明のソンホの指がかすかに動くのを見たが、これ以上の回復は見込めないと主治医から告げられる。一方、ウンジュと言い争いになり家を飛び出したジュンソクは、偶然会ったムジンに家まで送ってもらい、ソンホの指が動いたと聞く。そして、事件の真相をムジンに明かしたいとウンジュに話す。

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靴ひもの話をイナから聞いたムジンは中学校へ行き、事故の夜、裏門にいたという屋台の店主から話を聞く。そんな中、イナの元にソンホに暴行を加えた生徒達に与えられた懲罰の報告書が届くが、あまりの処分の軽さに激しく憤る。一方、ウンジュに自室を探られたジュンソクは、ウンジュに対し不信感を抱く。

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暴行動画に関わるギチャンが、警察の事情聴取で「ジュンソクが首謀者です」と口にする。一方、事故当日にソンホが履いていた靴ひもの結び目が普段と違うと気付いたイナは、自殺に見せかけるために誰かが現場を捏造したのではないかと疑う。指紋鑑定を刑事に直談判した帰り、イナは新聞記者・ジギョンに声を掛けられる。

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イナとムジンはパク刑事から事故当日の防犯カメラの映像を見せてもらう。しかし、暴行動画に関係した4人全員にアリバイがあり、防犯カメラに映っていたのはソンホらしき人物だけだったと聞かされる。ムジンは事故当日のことを詳しく調べるために中学校に向かうが、めぼしい情報を得ることはできなかった。

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イナの元に、ソンホが友達3人から袋叩きにされる場面を撮影した動画が送られてくる。そして、ムジンを「なぜソンホがあの日、二度も電話をよこしたのに折り返さなかったのか」と責める。翌日、イナはヨンチョルにソンホを暴行した理由を問い詰める。その答えに怒りを覚えたイナは、ヨンチョルに手を上げる。

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ソンホの父・ムジンは、事件の直前にソンホの携帯電話の電波が学校で途切れたことを突き止める。一方、イナはソンホのノートを探し、また、ソンホの友人達にソンホの様子に変わった所がなかったかを問い詰める。その頃、ソンホの妹・スホはソンホのICカードから手掛かりを得るために、パスワードの解読に取り掛かる。

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