フェルマーの料理のあらすじ
岳(高橋文哉)が海(志尊淳)から店を引き継いで一年。岳は料理の真理に近づくため一切の妥協を許さないシェフになり、蘭菜(小芝風花)たち仲間は心身共に疲弊していた。そんなある日、ナッツアレルギーの客が来店し、メインの料理を変更することに。しかし、岳はアレルギーの客だけでなく全ての客のメインを変更すると言いだす。
海(志尊淳)は、パリでの出店準備を理由にレストラン「K」の料理長をしばらく岳(高橋文哉)に託し、突然姿を消す。給仕長の寧々(宮澤エマ)もなぜか出勤せず、蘭菜(小芝風花)もしばらく休みを取りたいという。そんな中、海の残した書き置き、そしてスタッフの総意で、岳が料理長(シェフ・ド・キュイジーヌ)を務めることになる。
超高級ホテルで行われるパーティーのコース料理のコンペに勝った岳(高橋文哉)は、レストラン「K」を代表してフルコースをまとめ上げることに。しかし、このパーティーは数学界で権威ある楠瀬正美賞の受賞パーティー。岳は、トラウマ的存在である広瀬(細田佳央太)が受賞者だと知り、プレッシャーを感じていた。