ロメリア戦記のあらすじ一覧
ロメ隊は、魔王軍の追撃から逃れるため、負傷者を抱えながら山中を進む。満身創痍の状態になったアルをはじめ、傷ついた兵士たちは恐怖と罪悪感に揺れていた。そんな中、ロメリアはなんとか指示を送り、隊を支えようと奮闘する。そして、「誰一人切り捨てない」と明言するロメリアは、隊員たちの信頼を少しずつ勝ち得ていく。そして、魔王軍の襲撃からなんとか生き延びるために一同は、狭道での迎撃作戦を選択する。ロメリアの作戦通りに連携する兵士たちだが、魔王軍の力は一同の想像を絶するほど強大だった。

辺境で討伐を重ねるロメ隊は、野営地で魔法適性の検査を行う。その検査でレイには風の魔法の才能、アルには炎の魔法の才能があることが判明。期待と焦りを抱えたレイは無謀な行動に走り、ロメリアは厳しく戒めつつも、兵一人ひとりの働きを正当に評価し、隊は信頼を深めていく。村の修復や支援にも尽力する彼女の姿勢は兵士たちの結束を強めるが、次なる討伐で魔族と遭遇し、想定外の強敵に追い詰められる。仲間を守るため決断を迫られるロメリアと、成長の途上にある兵士たち。爆発と共に戦場は混迷し、彼らの行く末は闇に包まれていく。

ロメリア率いるカシュー守備隊は、知能を持ち火を操る猿鬼に襲われた村の救援に赴く。討伐隊は新兵中心ということもあり恐怖に怯む。そこにアルの檄とロメリアの的確な指揮で一同は立て直し、猿鬼に向かって走り出していく。一方、アルはロメリアをただの伯爵令嬢のお遊びだと不信感を抱いていたが、先陣を切り猿鬼に立ち向かっていく姿に、彼女を見る目が少しずつ変わり始めていた。そんな中、初陣で魔物を殺せず動揺するレイは、ロメリアから現実の残酷さを突きつけられ、己の無力さを自覚する。目の前の試練に四苦八苦するロメリアたちだが、その裏では、王宮と魔族の双方で、新たな陰謀と脅威が静かに動き始めていた。
ロメリアは辺境カルルス砦へ赴き、自ら討伐隊を率いることを宣言する。しかし、急に訪れた伯爵令嬢に領地を自由にさせてなるものかと息巻く代官・セルベクは、砦内で持て余していた田舎者の新兵たちをロメリアに送る。ロメリアは彼らを前に、こんな辺境の地には王国軍は来ないという現実と故郷を守るため戦う意味を問うも、彼らの反応は芳しくなかった。そこで、彼女は報酬を示して彼らの覚悟を引き出す。訓練を経て即座に実戦へ向かう一行だが、新兵のアル・レイはそれぞれ、心の内で彼女を信用しきれずにいた。
魔王ゼルギス討伐に赴いたロメリア一行は、アンリ王子の独断的な突撃により激戦となる。だが、仲間の連携でなんとか魔王を討ち取ることに成功する。戦いの後、戦闘に直接加わらなかったとしてロメリアはパーティーメンバーから足手まといだと断罪され、アンリから一方的に婚約を破棄されてしまう。凱旋に参加することも許されず、実家に帰ることとなったロメリアを迎えたのは、周囲の冷たい反応だった。商人にも見下され、母にも失望されたロメリアだったが、彼女はくじけなかった。彼女には、次へ目指す道を見据えていた。


























