「何かしら影響を起こしてくれる財産」
僕にとって映画とは人を楽しませるもの。やってる自分もそうだし、見てくれる人もやっぱり最高のエンターテインメントだと思う。この世界、特に映画の世界は、職人気質の方が多いので、そういう方々の中に自分が身を置くことによって、少しでも流されない自分だったり、地に足を着けて生きていく大切さみたいなことを学んで…学んでじゃないな。楽しませてもらえる。映画ならではの魅力ってやっぱりあるような気がします。数々の作品に参加させてもらって、今の僕がある。どれも心の中に残っている作品だし、そのときの経験がないと新しい役も演じられない。全てがつながっていて、僕が演じるにあたって何かしら影響を起こしてくれる財産だなと。
だから、また頑張ろうと思います。映画に限らず、次のステップに進んでいこうと。今は大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほか)にまい進中。今日はリハーサルしてきました。赤いノート? もちろん持ってる。赤いノートは、今日やるシーンを書き込んでいるスケジュール帳のこと。“ななにー”でゲストの要潤さんにリハーサルで謎の赤いノートを開いているとと暴露されちゃいましたね(笑)。そんな慶喜さんで充実しています。