涙が止まらない小松「メッセージはだめです…」
また、原作者・小坂さんの家族から手紙が届いているとサプライズで告げられた小松らは大きく動揺。
「『家族の中で最後に生まれた私が、最初に死ぬなんてなぜ』と言われ、返す言葉が見つからないまま旅立たせてしまった娘の最後の姿が目に焼き付いておりますが、この映画のおかげで笑顔でいる姿に変わりました」と手紙が読み上げられると、小松はみるみるうちに目に涙を溜め、奈緒もうつむき何度も涙をぬぐっていた。
また小松や坂口には「菜奈さんはまるで娘のようにかわいくて笑顔がすてきです。痩せたお体が心配です。どうかたくさん食べて元気でいてください。背の高い坂口さんは、お話しするとき、背を縮め目線を同じくしてくださり、優しい和人そのものでした」とのメッセージが。
小松は「メッセージはだめです…その手紙コピーしてください。家宝にします」と伝え、「小坂家の皆さんは本当に優しくて、そっと見守ってくれる姿やいつもかけてくれる言葉に、本当に背中を押してもらいました」と涙で言葉を詰まらせながらも一生懸命に話した。
坂口は「茉莉は剥き出しで生き抜きました。僕はその瞬間に立ち会えて本当に幸せだなと思ったし、こうやって皆さんの前に立てたことが本当に良かったなと思います」と震える声で伝えた。