撮影裏の“言い間違い”に「よかった。俺だけじゃなかった!」
台本を読んだ率直な感想を問われ、田中は「素直に面白いなと思いました」とにっこり。
「回想シーンって、撮影する部分以外は役者に任せられて、想像しながら演じることが多いのですが、今回はエピソードゼロという形で撮影しないところまで本であげてくれて。丁寧だしそれだけ手間もかかっているし、本を読んだ時点で作り手側の熱意をすごく感じられたので、しっかりと応えてみんなで楽しくやっていきたいなと思いました」と台本から感じたこだわりを語った。
しかしその流れで、台本にまつわる“あるハプニング”が発覚する。田中が「“そえじま”という役なんですけど“ふくしま”だと思って読んでました。現場に行って気づいて。台本の最初にふりがなは書いているんですけど見逃してて…」と告白。
さらに、田中だけのミスかと思いきや、「監督と話す時は“そえじま”ぶって話していたんですけど、未来ちゃんが撮影に参加してくれて、僕の名前を呼ぶ時に『ふくしまさん』って言ってくれたので『よかった。俺だけじゃなかった!』と思って」と志田も同じ間違いをしていたことを明かした。
そんな告白に志田は「もう完全に思い込みですね。ちゃんと一語一句見てないってことですね(笑)」と照れ笑い。
さらに近藤も、「私も『そえじまさん』って言うところをリハで一回『ふくしまさん』って言って、助監督の方から耳元で『そえじまです』って言われて、そこでちゃんと読んでいないことがバレるっていう…」と打ち明け、ちゃめっけあるエピソードを語った。
「サスペンスとしてすごく優秀な作品」
そして、最後に「サスペンスとしてすごく優秀な作品であるということがまずひとつありますし、それぞれの登場人物が動いている感情みたいなものをみんな上手に伝えてくれていますので、見ていてワクワクできるものじゃないかなと」と、見どころを語った田中。
さらに「毎話毎話1話完結の要素もあって見やすいと思いますし、でもずっと連続ドラマとして伏線も張り続け、最終回に向かって回収されていきます。『誰が犯人なんだろう、この人どうするんだろう、一体なんでこの人はこうしたんだろう』っていうのを、家族みんなで話してもらえるような作品になっていますので、まずはとにかく1話を見ていただいて。3回くらい! 2話を楽しみにしてもらえればなと思います」と話し、記者会見を締めくくった。