三池崇史監督も稲垣吾郎の演技を絶賛！「SMAPの見方が変わるはず」
9月25日（土）から公開の映画「十三人の刺客」の完成披露記者会見が17日、都内で行われ、出演者の役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、稲垣吾郎、伊原剛志、松方弘樹、市村正親、沢村一樹、古田新太、六角精児、波岡一喜、石垣佑磨、近藤公園、窪田正孝と、三池崇史監督が登壇した。
同作は、'63年に公開された同名傑作時代劇のリメーク。江戸時代末期。明石藩主・松平斉韶（稲垣）の暴政が、国の存亡にかかわると判断した老中・土井（平幹二朗）は、御目付役・島田新左衛門（役所）に斉韶暗殺の命を下す。密命を与えられた新左衛門ら13人の男たちは300人の敵勢力に戦いを挑む。
役所は「何かのために命懸けで戦う男たちのきずなを感じてほしい」と見どころを語り、三池監督は「男ばかりですみませんという感じですが、みんな魅力的な男たちばかりです。自分がゲイだったら、どれだけ幸せだろうと思います」と冗談交じりにコメントし、会場を笑わせた。
“最凶”の暴君・松平斉韶を熱演した稲垣に驚かされたという役所は「撮影中は吾郎ちゃんをみんなで憎んでいました（笑）」と明かし、三池監督も「SMAPの見方が変わるはず」と大絶賛した。
その稲垣は「意外とさらりとできました。もしかしたら自分の中にもそういう一面があるのかなと思ったほど。確かに極悪非道な男なんですが、決められた人生の中でコンプレックスを抱えたかわいそうな人間で、彼も時代の被害者なのかもしれない。役柄に深みを出せればいいなと思って演じました」と役への熱い思いを語った。
最後に三池監督は「幼稚園のお子さんが、おじいちゃんやおばあちゃんと見て、トラウマになればいいなって（笑）。見る人の中に13人の姿を刻むことができればいいなと思います」とジョークを絡めながらPRした。
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9月25日（土）から全国ロードショー
