竹内結子「楽しい作品の世界にドボンとハマれる時間って、大事だなと思います」〈コンフィデンスマンJP連載〉
ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)3人の詐欺師の暗躍を描くコメディー「コンフィデンスマンJP」('18年フジテレビ系)の映画版第2弾「―プリンセス編」が公開中。前作「―ロマンス編」('19年)に続き、ダー子が“スタア”と憧れる天才コンフィデンスウーマン(詐欺師)を演じた竹内結子にインタビュー!
――映画版前作に続いてのご出演ですが、いかがでしたか?
「また呼んでいただけてうれしいです!作品のいちファンとして、内容を早く知ることが出来るのもオファーを受けた特権ですもの!この作品は連続ドラマから追いかけていて、毎回『きっと、こうだろうな〜』って予想しても最後はだまされる、その裏切られる展開がとても気持ち良くて好きなんです。その世界にまた出れるんだ!と。実際に台本を読んでみたら、あら! ありがたいわっていうところで登場しております(笑)」
――「裏切られる展開が本作の魅了」とおっしゃいましたが、前作ではまさに、完全にダー子と一緒になって観客をだます側でしたよね? ターゲットのラン・リウとして登場しながら実はそれを演じる詐欺師“スタア”だったという。
「そうなんです! だから私、前回は舞台挨拶などに呼ばれて『ラン・リウ役の~』と紹介されても、心苦しいことばかりで。役目、うん、どう説明すれば…って(笑)。今回は良いんですよね? (周囲を見回し確認)。じゃぁ堂々と、“スタア”役の、竹内結子です!(笑)」
――前作のラスト、ネタばらししてからのおちゃめな“スタア”がきっと彼女の「地」なんですよね。今回はその「地」でまず登場されますね。
「私のなかでイメージする“スタア”の地は、いわゆる『トレンディードラマ育ちの人』なんです。なんとなくアネゴ肌をかもし出しつつ『私ってサバサバしてるでしょ?』みたいなキャラなんですよね。なので今回もそれで行こう!と、演じていました。監督には、場面ごとを“本気”だと思って演じるってことですね、と確認はしましたが、私自身も彼女のどこが本音なのか完全にはつかめないままで…むしろ、そんな彼女らしさを楽しむ現場でもありました」
全国公開中
監督=田中亮
脚本=古沢良太
出演=長澤まさみ、東出昌大、小手伸也/小日向文世
織田梨沙、関水渚、瀧川英次、前田敦子
ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、滝藤賢一
濱田岳、濱田マリ、デヴィ・スカルノ、石黒賢、生瀬勝久
柴田恭兵、北大路欣也
竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介
主題歌=Official髭男dism「Laughter」
▼公式サイト
http://confidenceman-movie.com
▼公式Instagram
@confidenceman_jp/
▼公式Twitter
@confidencemanJP
◆「コンフィデンスマンJP」最新作のインタビューを随時更新◆