「わたし、こんなのやりたくないわ!」松嶋菜々子が明かす監督とのエピソード
映画「藁の楯」(公開中)の公開記念舞台あいさつが、4月27日、都内で行われ、出演者の大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、伊武雅刀、永山絢斗と三池崇史監督が登壇した。
同作は、日本映画史上かつてないスケールで描かれるアクションと、刻々と迫るタイムリミットを巡るサスペンス、国中を巻き込む大騒動を巡って社会の表と裏の顔を克明に暴いていくエンターテインメント大作。日本の財界を牛耳る大物・蜷川隆興(山崎努)の孫娘が惨殺され、容疑者の清丸国秀(藤原竜也)が全国で指名手配となった。そんな中、蜷川によって大手全国紙のすべてに「この男を殺してください。御礼として10億円お支払いします。」という見開き全面広告が掲載される。日本中がにわかに殺気立つ中、清丸は身の危険を感じ、潜伏先から福岡県警に自主。警視庁警備部警護課SPから銘苅一基(大沢)と白岩篤子(松嶋)、警視庁捜査一課から奥村武(岸谷五朗)と神箸正貴(永山)、福岡県警から関谷賢示(伊武)の精鋭5人が清丸を東京の警視庁に移送するために選ばれたが、清丸の移送は予想をはるかに超える最悪の事態を引き起こす…というストーリー。
登場した大沢は「撮影中は、一貫していい意味での緊張感がありました。みんなで力を合わせていいチームワークでできたと思います」と振り返った。また、松嶋は「SPに見えるように、拳銃の構え方や身のこなしなどは簡単に身に付くものではないので、長時間かけてトレーニングをして撮影に臨みました」と明かした。
そんな中、松嶋は「監督から『わたし、こんなのやりたくないわ!という感じでけいれんしてください(笑)』と言われたんですが、『そんなことは微塵も思っておりませんが…』という感じで挑ませていただきました(笑)」と監督とのエピソードを披露していた。
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