主演女優賞は多部未華子 “ナギサさん”大森とは『ぼそぼそこっそり話していました(笑)』【ドラマアカデミー賞】

2020/11/05 13:00 配信

ドラマ

多部未華子が第105回ドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞撮影=富田一也

私の家政夫ナギサさん」(TBS系)に主演した多部未華子が、2020年4~9月放送のドラマを対象にした「第105回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」で主演女優賞を受賞した。多部が演じたのは、仕事はデキるのに家事が苦手なアラサー女性・相原メイ。まっすぐなキャラクターが愛され、多くの支持を集めた。多部がドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞するのは、2011年放送の「デカワンコ」(日本テレビ系)以来2度目。

印象深いのは「トライアル結婚生活の答えを聞くシーン」

――ドラマアカデミー賞で、審査員・TV記者・読者全てからの圧倒的支持により、2度目の最優秀主演女優賞に選出されました。多くの支持を集めたことへのお気持ちをお聞かせください。

とてもうれしいです! 放送中から本当にたくさんの反響を頂いて、多くの人に楽しんでもらえているんだなと感じてはいたのですが、まさかこうして賞まで頂けるなんて思ってもみませんでした。

――投票理由には、「くるくる変わる表情、ダダ漏れの心の声、ナギサさんへの態度、全てがかわいくて感情移入できた」「女子が文句なく応援できる女子」といった声が多く集まりました。アラサー女性の家事、仕事、恋という必須3要素を描く本作で、共感を得るために特に意識されたことは何でしょうか?

特別にはないのですが…。私がなにか努力したり、意識したというよりも、本当に脚本が良かったのだと思います。ポップで明るい作品になればいいなと思っていたので、あくまで自然なお芝居の中に少しわかりやすい表情を入れてみたりしましたが、それがすんなりと出来る脚本だったので苦労はしませんでした。

――ナギサさんとの癒やし場面や、仕事での辛い場面など視聴者に様々な気持ちを味わわせてくれた本作。多部さんにとって特に印象深いシーンはありますか?

最終回で、メイがナギサさんからトライアル結婚生活の答えを聞く橋のシーンですね。あの日はとても暑くて、途中で雷や雨に見舞われながら日が暮れるギリギリまで撮影をしていました。でも、すごくハッピーなシーンでしたし、大森さんとももう打ち解けていた…と私は思っているので(笑)、とても楽しかったことを覚えています。天保山製薬の皆さんとのシーンも他のシーンも、全部楽しかったです!

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