連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月6日(金)放送の第105回では、歌への情熱を失いかけていた音(二階堂ふみ)がふたたび前を向く姿が美しい音楽の調べに乗せて描かれ、視聴者の感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
オーディションで歌劇「ラ・ボエーム」の主役に選ばれた音だったが、その配役は「古山裕一先生の奥さんなら宣伝効果抜群だ」という“大人の事情”によるものだった。共演者たちと実力に大きな隔たりがあることを思い知らされていた音は、事情を知って降板を願い出た。
一方、自分から舞台を降板した母にモヤモヤを募らせる華(古川琴音)。そんな音と華のため、第105回では裕一が“慈善音楽会”を開催した。
吟(松井玲奈)夫婦や鉄男(中村蒼)、千鶴子(小南満佑子)や潔子(清水葉月)、和子(金澤美穂)ら音楽学校時代の同級生など、裕一と音をとりまく顔ぶれが集合し、会は賑やかな雰囲気。久志(山崎育三郎)と御手洗清太郎(古川雄大)の再会も実現した。
子どもたちの歌、久志と藤丸(井上希美)のデュエットのあと、主催者の裕一が「僕は音楽家として、人に喜びをもたらす音楽を、皆さんとともに共有したい。きょう、ここにいる皆様のお顔を見て、そう感じました」とあいさつ。裕一が作曲、鉄男が作詞した「蒼き空へ」を音がのびやかに歌い上げた。
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